人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

酒のダメージは酒でリカバー

疲れた・・・。

何をした訳でもない、起きたら疲れていたのである。

飲み過ぎだ。

飲み疲れである。

それでも不思議と飲みたくなるのが月曜日である。

あぁ、今夜も飲んでしまうのだろうか。

「・・・何してんの。」

「ボーッとしてます。」

ソファに座ってただ前を見ているだけの私を見て、納得する娘ぶー子。

それ以外の何にも当てはまらない、そのものズバリのポーズである。

そして私の気持ち、そのものズバリでもあった。

ダルくて何もやる気がせん。

せんでは済まないのだ。

一応スケジュール通りに動く事にしたが、2時間枠の遠征ショッピングは中止にした。

リビングのドアに取り付けた網戸を、隙間から猫が突破しようとするので困っているのだが、中止にしたせいでいちいち叱る羽目になってしまった。

しつこいのは大五郎だが、「ダメッ!」と威嚇すると「ひえっ、やべ、ごめんなさいごめんなさい」と肩をすくめて慌てて逃げていくのが面白い。

その割には学習しないようで、何度でも繰り返すから余計に疲れるのであった。

そこで私はいい事を考えた。

法事があったので、先週はノーラーメンであった。

どうしても食べておきたい限定やらつけ麺やらが詰まっているのに食べられないなんて、モタモタしていると夏が終わってしまう。

そうだ、今日は体調も悪いしぶー子は夜いないし、ラーメン食べに行く事にしませんか。

そう思うと元気が出るどころか、ますますやる気がなくなっていく。

早く夜にならないものか。

夜になったら飲みたくなっていそうだが、とにかく脂でも酒でも、私に元気を注いでくれるものの注入を待つのみである。

弁当でも作るとするか。

ほんの罪滅ぼしである。