この暑さだ、バテる覚悟はできていた。
しかし季節は梅雨、この晴れ間を逃がすと次はいつか分からないのである。
やれることをやっておかねばならない。
ビール・・・、ではない、洗濯布団干し2点セットと、洗車の続き(車内ver.)である。
こんな事をしたらてきめんバテるだろうと思われたが、なぜか今日のぽ子はしぶとかった。
もしや・・・。
実は昨日「モッコリ豚」なるいかにも二郎系のラーメンを食べたのであった。
大盛り級の極太麺、大量の野菜、アブラぎった豚骨スープ、大量に足したニンニクに背脂。
こいつらがいい感じにチャージされたのかもしれない。
夏には二郎、肉体疲労時には二郎、風邪の引き始めには二郎である。
ダイエット中の方の体重の責任は持てないが。
それにしても、切ない洗車である。
昨日、洗車後初めて車を出したのだが、ダンナは全く気がつかなかった。
あんなに頑張って、全然気がつかないのである。
雨さえ降ればぬりぬりガラコの効果でフロントガラスに雨粒が流れ落ちるだろうが、降りそうで降らない、じらしの曇り空であった。
しかし夜には土砂降りになっていた。
恒例の大お昼寝大会の間に、お空が我慢しきれずについに漏らしちゃったのである。
おせーよ、何でこんなんなるまで我慢するかな・・・。ぬりぬりガラコの効果を見せられなかったのがつくづく残念だ。
晩御飯の買い出しに行かなくてはならないが、ダンナはまだ寝ている。
ガラコ効果見せたさにわざわざ起こすわけにはいかないので観念してレインコートを着たが、そこでダンナがムックリ起きてきたのである。
この土砂降りの中、ひとりで自転車で買い物に行くというのだ。
車を出す、と言わなければ鬼である。
もちろんダンナはフロントガラスをコロコロ落ちていく雨粒を見て、いたく感動した。
しかし、洗車の方は一向に気付かないのである。
確かにボンネットを見ても、ワックス効果が甘い。
しかしそもそも、発展途上国の車ほど汚れていたのだ、なぜに気付かない。
私の洗車が手ぬるかったのか。
いや、私はあの「ワックスインシャンプー」を恨む。
いやいや、そもそもシャンプーとワックスを一度に済まそうとした私の怠け心がいけなかったのか。
少年よ、大志を抱け。ぽ子ちゃんよ、洗車ちゃんとしなさい。
今さらもう一度ボディを洗車する気にはならないのでまた汚れてくれるのを待つが、次は車内の清掃である。
足元に敷いてある、何というのか、カーペットというかゴム敷きというか、まぁ2枚あってその両方なのだが、ゴムは洗った、カーペットと床はハンドクリーナーで吸った。
しかし、そのどれもきれいにはならなかった、全く。
これでは絶対にダンナは気がつかないだろう。
私の掃除は、ダンナが気付いて初めて完了するのだ。
掃除、つまり家事とは、ゲームを好きにやるための免罪符なのである。
敗因はなんだ?
放置しすぎた。
ボディは洗車機がやってくれるが、車内は自分で心を込めてやらないと、きれいにならないのである。
どうせ尻に敷かれ、足に踏まれて誰も気付かないとタカをくくっていたが、取り返しのつかないところまで来てしまったのだろうか。
無駄な1時間であった。
ゲームに換算したら、1つのワールドをクリアできたかもしれない時間である。
ゴム敷き(思い出した!マットと言ったかもしれない!)は、もう買わないとダメだ。
一度も買い換えてないのだ。運転席のものは擦り切れている。
カーペットの方は、家の強力な掃除機でもう一度吸い込んでやる。
座席のゴミや埃はブラシでこすり出してやる。
負けない。
ザマミロ、見てやがれってんだEE:AE4E5