昨日はお通夜であった。
とにかく平日の飲酒量を減らしたいのだが、これも不可抗力。
飲み始めたものを止めるのは飲まないよりも難しく、家に帰っても寝るまで飲み続ける。
翌日の今日は告別式なので早起きしなくてはならないが、どうしてこう、酒の奴隷なのだ。
2杯も5杯も変わらないという思考、これまでこれに何度やられてきたことか。
しかし集合時間を1時間勘違いしていたために、図らずも早起きしてしまったのだ。
ギリギリまで寝ていたつもりだったので、起きるなり急いで朝風呂に入り、急いで着替え、急いで化粧をしていたところでダンナが遠慮がちに言った。
「あのー、もし分かっているのならいいのですがー、お迎えに来るのは9時50分なのでそんなに慌てなくてもいいと思いますがー。」
ん?
その時の時間は8時半であった。
脱力。
まぁ逆よりいい。
私は喪服を部屋着に着替え花に水をやると、「ゲームをやります。」と宣言した。
時間ができたのでゲームも再開したが、これにより私は酒とゲーム、ふたつの奴隷となったのである。
式では、お坊さんのお経を聞きながら、睡魔と闘った。
さすがに今回は「対・笑い戦」などという不謹慎な闘いはなかったが、これも死闘である。
終わってから「眠かった・・・。」と言うと、ダンナも「オレもヤバかった・・・。」と言った。
まぁ同じ様なものを食べて同じ様な時間に寝起きしているのだ、同じ様に睡魔に襲われてもおかしいことはない。
火葬場と繰り上げ初七日の席で酒が出たが、周りに飲む人がいないので私とダンナのところにどんどん流れてくるのだ。
実はこのところ喉を痛めていてこれ以上喉を刺激したくなかったのだが、私は奴隷なのである、後はなし崩しだ。
家に帰ったらまず眠り、起きたら夜だったがラーメンだ。
まだ飲むのだろうか。
眠いっちゃ眠いが、飲むにしろ寝るにしろ、そりゃねーだろって感じである。