人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

究極の掃除(ごめんなさい、もうしません)

もうこんな事はしない。

誓う・・・、誓えはしないが、また同じ状況にならなければ、二度とないつもりではいる。

不可抗力なのだ。

どうか許して欲しい。

3時。

おやつの時間である。

私は甘いものは特に好きじゃないのでおやつなど食べないが、その代わりに酒が好きである。

だからと言って、それは関係ない。不可抗力なのだ。

私が専業主婦になる事でキッチンドランカーになるんじゃないかと考えた人はいるだろうか。

しかしながら私はこう見えても小心者なので、隠れて何かをコソコソやる事は苦手だし、堂々とひとりで飲むような度胸もない。

つまりその可能性は低いと考えているが、だからと言って、ダンナが帰る前に絶対ひとりで飲むことはないかと言うと、そうとも言い切れないのである。

それが「不可抗力」、自分の意志ではなく、そうせざるを得ない場合だ。

魔の月曜日にて少々二度寝はしたが、比較的早い時間から行動に移り、本日も主婦日和であった。

9時に掃除、10時に買い物、11時に掃除、12時から休憩、1時に会社に制服を返しに行き、戻ったらまた掃除だ。

掃除ばかりだが、週末に散らかした落とし前をつけなくてはならないのと、ダンナの叔父が急逝したので九州(つまり九州の義父母)がここに来る事になりそうだからである。

掃除にはキッチンも含まれるが、流しには昨日飲んだ酒セットがそのまま置いてあった。

この頃はビールかサワーの後は延々ウーロンハイを飲んでいるが、昨日はたまたま白ワインのソーダ割り(後で知ったが、スプリッツァーというカクテルになるらしい。そう言っとけば良かったか。)を飲んでいたのだ。

料理でワインを使ったからであり、残ったワインを早く消費したかったのである。

ソーダで割ったのは、悪酔い防止である。割ったってダメな時はダメだが。

しかし昨日はダメな日にはならなかったので、比較的しっかりした状態で布団に入ることができた・・・はずだがちょっと待て。

今思い返してみたが、寝た時の記憶がない。

最近いつもこんな感じだ。

そんなに酔ったつもりではないのだが、結果的にはどうもそうなってはいないらしい。

東村山のアラフォー世代に起こっている現象でもある。

で、今日掃除をしていたら、空けかけのソーダとワインが流しに出ているのである。

平日の酒は止めたのだ、これは金曜の夜まで必要ないのだが、果たして炭酸は金曜まで抜けないでいるだろうか。

な訳ねーじゃんEE:AEB85このままじゃこのソーダ、捨てる事になるよ。

てかもう私は焼酎に転向したんだからワインもいらないし。

片付けちまうか。掃除だ掃除。

こんなシチュエーションなど、滅多にないはずである。

もしかしたら10年に一度だ。

それを咎める人はいるだろうか。

これを片付ければ、キッチンはスッキリきれいになるのだ。

しかもお掃除ロボット・ぽ子にも燃料がチャージされて、動きが良くなるはずである。

いい事づくめではないか。

今日はちょっと、凡人ではできないような掃除をするという事だ。

モラルに縛られて、この世に産み落とされたソーダー君を見殺しにするような真似はしない。

経過が大事だと言うが、結果だって大事である。

飲んだっていつも以上に働けば、10年に一度の祭典、違う、過ちだって、過ぎてしまえば良い思い出さ。

しかし、残ったソーダを捨てたとしても10年にたった一度の過ちで済むのだが、もう遅い。

せいぜい早く寝るよ・・・。