「もう来る事はないと思うから・・・。」
用事を終えて亀戸の駅を後にしようとした時、ダンナが言い出した。
亀戸餃子。知る人ぞ知る、餃子の名店だ。
義母に連れられて来たのはもう、15年ほど前になる。
決して広い店ではないが、相変わらず多くの客で賑わっていた。
メニューは餃子のみ。
みんなサッと食べてサッと出るので、混んでいても回転はいい。
一人二皿が最低ノルマとなっていて、これは席を座っただけでも勝手に出てくる。
一皿5個なので10個という事になるが、小さくて軽いので、ペロッと平らげてしまう。
見ると、何皿も積んでいる人が多い。
追加の声が、絶え間なく飛ぶ。
ビールで乾杯して、焼きたての餃子を口に運ぶ。
皮は薄く、サクッと軽い仕上がりだ。
先にも書いたが、小さいのでスナック感覚でどんどん食べられてしまう。
ニンニクが程よく効いて、つまみとしても最高だ。
お酒はビールの他に中国のお酒が揃っていたので、杏露酒を頼んでみた。
小さな可愛いグラスになみなみと注いでくれる。
甘くてシロップのような味だが、アルコールが強いのでじっくりと味わうように飲む・・・のが苦手なので、ついグビッといってしまう(笑)
こりゃ危険だなEE:AE4E6
ふたりで三皿食べ、二皿分お土産で持って帰った。
やっぱりできたての方がサクサクして美味しかったので、持ち帰りなら生の方がいいかもしれない。
サッと入ってサクッと餃子を食べてサッと出る。
みんな餃子だけを食べ、不思議な光景であった。
こんなお店が近くにあったら、毎日仕事の帰りに寄りたくなってしまいそうだ。
ぽ子評価です。5段階で、
味:4
量:3
価格:3
総評:4
「餃子」二皿から。一皿250円
たっぷり注いでくれた杏露酒。