人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

いい加減、ラクになろう♪

午後3時がタイムリミットである。

九州、COMES。正確には九州s Come。

この時間までに部屋を片付けなくてはならなかったが、昨日はダラダラ飲んでしまったため寝た時間すら分からない。

ちなみに、そんなに飲んだら0点だろうと思われるかもしれないが、休前日は「枕元に水とナロンエース(二日酔いの頭痛対策である)」だけで3点である。

点数制のくだらないお話はコチラ

ナロンが必要となる程の二日酔いにはならなかったが、寝た時間が遅かったためなかなか起きれなかったのだ。

10時頃に起き、朝風呂に入り、ラーメン屋に向かう。

その後用事を済ませて家に戻ったら、2時半であった。

ギリギリまで二人ががりで片付けていたが、ダンナは3時前に彼の両親を迎えに家を出たのである。

ヤバい、「マシにはなっているが全然」の部屋である。

ああ、何度も目が覚めたのに、何で起きなかったんだろう。何事にも読みが甘すぎる。

絶対にきれいにしておきたかったのは人間のトイレと猫のトイレだ。

これはクリアしたが、そこでタイムアップだ。

しかし神は微笑んだ。

あれ?違う、微笑むのは天使か?女神かEE:AE4E6

とにかく、近くに住む親戚の家にそのまま行くと言うので、猶予ができたのである。

おっし、よくやったぞ親戚、きっと話し込んでしばらくは来ないだろう。

なかなか片付いたぞ。

デロデロのガスコンロのカバーを外したらその下もデロデロで焦ったが、遠目には「汚いわね」ぐらいの汚れにまではもっていけた。

そもそもは「汚い」という単位を越えた汚れだったのだ、頑張った。

結局彼らは4時まで現れなかったので、しまいには寝てしまった。

片付いたのではない。

片付ける気力が続かなかったのである。

ダンナの両親だ、血は繋がってなくても身内じゃないか。

気取ったところでクズはクズ、そろそろ自分をさらけ出して楽になろうじゃないか←最終的にはいつもここに逃げる。

ウチには泊まらないとの事だったが、一応軽い酒宴の準備はしておいた。

結局飲むことになったが、彼らが宿泊する親戚の家までは、私かダンナが送っていかなくてはならない。

私は美しくその役を買って出たが、いい加減、酔ってボロを出すのが怖かったのである。

しかし、シラフで酒宴に入るには、かなりの忍耐が必要であった。

回りがヘベレケにでもなってくれればまだそれを楽しめるが、彼らは非常に綺麗に飲む。

決して乱れる事などないので、私もきちんとしていなくてはならない。

自分に酒が入れば、良くも悪くもその辺がなぁなぁになってラクなのだが、「なぁなぁ」と「ヘベレケ」のボーダーラインを見失うので危険な賭けでもある。

「猫が4匹に増えた」というと恐れをなして泊まらないといった彼らであるが、距離を置きながらも新入りダイを構ってくれたのはお義父さんである。

「なんでヒゲが1本白いんだろうか。」

「どうして1本だけ白くなったのかな。」

としきりに言っていたが、ダイの1本だけ白いヒゲは、最大のチャームポイントなのだ。嫌いな人は注目しない。

ちょっと嬉しかったぽ子である。

7時半に彼らを次なる地に送り、今日の役目は終わった。

帰ると遠慮なく飲み始めたが、明日はお墓参り&食事会である。

そのあと家カラ(カラオケ好きな親戚がいるのだ。自宅にセットがある。)に呼ばれているが、どうにかそれだけは勘弁して欲しい。

シラフでダンナの親戚と家カラってEE:AE5B1

まぁ色んな意味で、難関が待ち受けているだろう明日だ。

今日は早めに寝ようと思う。