人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

愛のお布団

バスタオルが足りないなぁ、とか、プリンターのカバーがないなぁ、とか思ってはいたのだが、それで別段困るわけではないのでそのままであった。

それらを偶然、今日発見したのだった。

ここ3日、心を入れ替えて午前中は掃除をしまくっている。

しかしあまりにも散らかり過ぎているため、やれどもやれども変化がないのだ。

ここを片付けるためにはこっちを空けなくては、って、ここもこんなんじゃダメだ、・・・そんな感じでどこにも集中できず、「浅く広く」の掃除である。

片付け所満載なので、深いことを考えなくても目があった部分を片付けるようになる。

今日はダンナの寝室だった。

この部屋は彼が寝るだけなので、とことん後回しになっていた。

ここに洗濯物が1ヶ月ほど干しっぱなしだったので、それを取り込むつもりで潜入したのだが、いつも通りここもあそこも、とキリがなくなってしまった。

部屋干し用の物干しにあった洗濯物は、直接ここから着ていったものもあるようで、数が激減していた。

逆に、ダンナが休日に着る服のハンガー化も始まっていて、洗濯物の数と逆転寸前であった。

全部たたんで物干しを縮小する。

これだけでも広くなっただろう、とちょっといい気分でダンナの万年床を見たら、枕元に黄色いフリースのひざ掛けがたたんであるのを見つけたのだ。

これ、ずっと探していたのだ、大五郎の布団にしようと。

しかしその役目は果たしていたようである。

どうやら大五郎用に布団を作ってあげていたようで、良く見るとフリースの下にも色々敷いてあった。

1枚ずつどけていくと、大判のバスタオルとプリンターのカバーがきちんとたたんでそこから出てきたのである。

さらにその下からは、花柄のクッション。

その上に立てかけるように、客用のまくらまで添えてあった。

VIP待遇である。

笑えた。

どんだけ大五郎ラブなんだって。

しかし、何も新しいバスタオルやプリンターのカバーまで使うこともないのに、部屋が散らかるとその辺の判断ができなくなるのだろうか。

責任を感じる。

見渡せば、毛布4枚分ほどをたたんで収納した大袋も二つ出しっぱなしで、非常に部屋を狭くしている。

しかし確か、この袋がダイの布団になっていると聞いたのだが。

だからって、出しっぱなしておく大きさではないのだ。

反省。

今後はどんどんしまうか捨てる。

ガンダムの1000ピースのパズルを捨てた。