そして王将を早々に引き上げたのだが、帰るには、まだ早い。
じゃあ、青葉町商店街を発掘してみる!?と言う事になったのだった。
しかし、小さな商店街である。
スナックは何軒かあったが、入りやすい飲み屋がない。
そんな時に目に付いたのがここであった。
ZIMAのネオンが粋で、誘われるように店に入ったのだった。
しかし(笑)
予想とは真逆のアットホームな店であった。
アットホームを通り越して、突っ込みどころが満載。
いや、このギャップが良かった。
結局ここで、酔い潰れるまで飲ませてもらった。
出迎えてくれたのは、家庭的なエプロンと三角巾代わりのバンダナ姿の真面目そうな男性だ。
しかし、出されたメニューは飲み物のみ。
「食べ物のメニューありますか?」と聞くと、「えっと、なくなっちゃったんです、昨日の貸し切りで・・・。」
良く考えてみればおかしな話だが、まぁ全てがこの調子だ。
それが、何とも微笑ましくてツボッた。
飲み物も「これ」と頼んだものは全てなく、結局カウンターに出ているボトルから「これを水割りで」という感じで頼んでいったのだ。
そんなマスターのお通しはこれ。
「ローストビーフだ!!」と歓声を上げると、「昨日の貸し切りの残りなんです・・・。」とバカ正直なマスター。
すっかりこの人が気に入ってしまった^^
食べ物のメニューがないのでどうしたらいい??と迷っていたら、「お腹がそこそこ満たされているなら、ピザとかどうですか?」と向こうから提案してくれた。
カリッとした生地なので、スナック感覚でつまめると言う。
して、これはアタリ!!
実はちょっと不安だったのだが、とっても美味しかった。
食べるラー油も「意外と合うんですよ」とつけてくれた。
値段は謎。聞けなかった(笑)
大根の皮のおひたしを、サービスで出してくれた。
とにかく優しいのである、マスター。
色んな酒を飲んだが、印象に残っているのは、コレ。
コーヒーの焼酎だ。
コーヒー豆を焼酎に入れたらしいが、コーヒーも大好き、焼酎も大好きなぽ子にはハマッた!!
水槽があって熱帯魚か入っていたが、中に赤ちゃん熱帯魚が数匹いた。
撮っておいてもらって言うのもなんだが、撮ったのはダンナである。
ブレブレ(笑)
カウンターの酒を値段も分からずに浴びるほど飲んだが、そう高くはなかった。
恐らく正直につけてくれた値段だと思える料金だ。
メニューがないのは不安だけど、何とも暖かい気持ちになれる店であった。
色んな意味で面白かった(笑)
ぽ子評価ですが、ピザしか食べてないので何とも言えません。
面白かったので、特別に「5」をあげたい(笑)