人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

紅@府中

正確には麺創研かなで・紅であり、「かなで」の辛みそ専門バージョンの新店である。

一応辛くない「みそラーメン」もあるが、基本的に辛いのを売りにしているような感じであった。

しかも味もいいようで、目下一番行ってみたい店となっていた。

メニューは、辛くない「みそラーメン」、基本の「紅ラーメン」、一番辛い「鬼紅ラーメン」の3種である。

せっかく来たから一番辛いのにしたが、まぁEE:AEB64

超激辛と思って挑んだほうがよろしかろうと。

もう熱いんだか辛いんだか分からないが、たくさん口に含むことはできない。

痛い(笑)

中本級である。

さすがに北極級とまでは言わないが、これは相当に辛い。

ハフーハフーと丁寧に一口ずつ口に運ばないと、ビックラして丼にゴーバックだ。

しかし驚いたのはその辛さだけではなく、ムチャクチャ美味しいことである。

ダシか油か味噌か、とにかくまろやかさがしっかりと支えているので、辛味が旨みを損なう事がない。

逆にダンナの食べた辛くないみそラーメンはただの味噌ラーメンで面白みがなく、これは辛い前提で食べるラーメンではないかと思わせた。

そして、麺。

乱切り麺とあった通り、様々な太さの平打ち麺が入っている。

ビラビラと波打った太麺はコシが強く噛みしめるタイプで、強いスープを絡ませ、かつしっかり受けている。

「食べる」、という感じのこの麺の存在感は大きい。

また具も素晴らしくEE:AEAAB

たっぷりの茹で野菜が、辛味地獄に優しさを添える。

肉がチャーシューではなく、薄切りのバラ肉なのも良い。

とにかく全体的に良くまとまっており、激辛だけを期待していくと、それ以上のものをもらって帰ってくる事になるだろう。

美味しかった。

激辛でありながら、美味しい。

近ければ何度も通いたい店だ。

ぽ子評価は、文句なしのオール5ですEE:AEB86

「鬼紅ラーメン」