正確には麺創研かなで・紅であり、「かなで」の辛みそ専門バージョンの新店である。
一応辛くない「みそラーメン」もあるが、基本的に辛いのを売りにしているような感じであった。
しかも味もいいようで、目下一番行ってみたい店となっていた。
メニューは、辛くない「みそラーメン」、基本の「紅ラーメン」、一番辛い「鬼紅ラーメン」の3種である。
せっかく来たから一番辛いのにしたが、まぁEE:AEB64
超激辛と思って挑んだほうがよろしかろうと。
もう熱いんだか辛いんだか分からないが、たくさん口に含むことはできない。
痛い(笑)
中本級である。
さすがに北極級とまでは言わないが、これは相当に辛い。
ハフーハフーと丁寧に一口ずつ口に運ばないと、ビックラして丼にゴーバックだ。
しかし驚いたのはその辛さだけではなく、ムチャクチャ美味しいことである。
ダシか油か味噌か、とにかくまろやかさがしっかりと支えているので、辛味が旨みを損なう事がない。
逆にダンナの食べた辛くないみそラーメンはただの味噌ラーメンで面白みがなく、これは辛い前提で食べるラーメンではないかと思わせた。
そして、麺。
乱切り麺とあった通り、様々な太さの平打ち麺が入っている。
ビラビラと波打った太麺はコシが強く噛みしめるタイプで、強いスープを絡ませ、かつしっかり受けている。
「食べる」、という感じのこの麺の存在感は大きい。
また具も素晴らしくEE:AEAAB
たっぷりの茹で野菜が、辛味地獄に優しさを添える。
肉がチャーシューではなく、薄切りのバラ肉なのも良い。
とにかく全体的に良くまとまっており、激辛だけを期待していくと、それ以上のものをもらって帰ってくる事になるだろう。
美味しかった。
激辛でありながら、美味しい。
近ければ何度も通いたい店だ。
ぽ子評価は、文句なしのオール5ですEE:AEB86
「鬼紅ラーメン」