一時期結構宣伝していたが、話題の作品だったのだろうか。
この手のものには疎いので、良く分からない。
監督:クリス・ワイツ
キャスト:ダコタ・ブルー・リチャーズ、ニコール・キッドマン
その世界で魂は、「ダイモン」として動物の形で寄り添っている。
なくてはならない親友のような存在だが、魂である彼らの存在は自分の分身でもあるのだ。
宇宙にはたくさんの「世界」が存在する。
その存在は「ダスト」で結ばれていると言われていたが、そういった説は今や教権の力で封じ込められていた。
そんな中でライラは、相棒のダイモン「パン」と暮らしていた。
父親も母親もなく孤児としてジョーダン学寮で育てられていたが、たったひとりの血縁の叔父が、「真理計」を彼女に託して北に旅立って行ったのである。
彼は「ダスト」について知っている。
彼女も後を追いたかったが、その頃子供がいなくなる事件が多発し、相棒のロジャーも消えた。
「北へ行こう」と言ってくれたコールター婦人と旅立つと、ライラの冒険が始まるのだ・・・。
最初に言うと、ファンタジーは苦手である。
しかしいい作品であった場合、観始めるとすぐに惹き込まれる魔力のような魅力があるのもファンタジーである。
独特の世界観が理解出来ないとついていけないが、そっちの世界に入り込めてしまえば非日常を楽しむ事ができるだろう。
実は今回は、最初少しばかり観たところで寝てしまったので、2回に分けて観ることになってしまったのだ。
寝てしまった原因は単に疲れていたためで、映画の良し悪しとは関係ない。
しかしその後数日開いてしまったので、肝心な序盤の説明を忘れてしまったのであった。
なので訳がわからない部分が途中途中で出てきてしまった。
そのつど止めて話し合って先に進めたが、こういうファンタジックな世界観は、ちゃんと理解して観ないと非常に厳しいものがある。
先に書いたあらすじも、実は正しく書けているか自信がない。
しかしそれさえ理解できていれば、実に分かりやすい冒険物語である。
むしろこれは、子供向けである。
分かりやすいぶん安直で「はぁ?」となる場面も多々あったが、素直に観ていればそれなりに楽しめると思う。
どうやら続編がある前提で作られたものらしいが、wikipediaによると、北米カトリック連盟のボイコット運動の影響でそれは断念したらしい。
無宗教の日本人にはピンと来ない話だが、先が気になる。
本を読む気力はないし、続きは永遠に闇の中・・・となるだろう。
ぽ子のオススメ度 ★★★☆☆
ダンナのオススメ度 ★★★☆☆
もうちょっと大人の冒険だと思っていた。クマとか出てきてちょっと萎えEE:AE4E6
独特の世界観も分かりにくい。映像は綺麗だったEE:AEAAB