人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

涙の卒業式・・・

掃除をした。

いつも触らないところを触った。

久しぶりに触った。

もの凄く久しぶりに触った。

ホコリが舞った。

それは小さな収納ボックスで、印刷物をクリアファイルに入れて立てかけてあったのだが、長い間いじってなかったのでかなり古いものがたくさん出てきた。

そのうちのひとつだ。

娘ぶー子の中学の卒業式。

ぶー子は卒業委員だったので最後に呼びかけをしたのだが、その台本が出てきたのである。

峠にたつとき、すぎ来しみちはなつかしく

ひらけくるみちはたのしい

「峠」・・・、真壁仁。

その下に、ぶー子のメモ。

ビックな声で後ろに聞かせやがれ。

しかも正しくは、ビック×→ビッグ○である。