諸悪の根源は酒である。
私はこれまで何度も言ってきた。
酒のせいで恥をかくし、金がなくなるし、夜更かししてしまうし、朝寝坊してしまうし、翌日が台無しになる。
だからと言って性懲りもなく飲むのは、別にだからなんなんだ、恥をかくぐらい、金がないぐらい、夜更かしぐらい、朝寝坊ぐらい、1日つぶれるぐらい、それだけの事だからである。
悪いのは分かっている、明日から頑張るよ、と、それを繰り返しているだけなのだ。
しかし、いよいよ本気で何とかしなくちゃならない事態が迫ってきている。・・・ような気がする。
まぁ根拠が曖昧なので相変わらず飲んでいるが、気持ちとしては少しまとまった期間禁酒したいほどなのだ。
夜更かしや恥や金なら後で挽回することができるが、どうも体調が悪いのである。
まだ大したことはないのだが、まるで良くなる気配がないので薄気味が悪い。
具体的に一番ハッキリしている症状は喉の痛みだが、以前はしばらく飲まなければ良くなっていたのだ。
しかしこの頃は、せいぜい二日しか休めないのである。仕事ではない、酒だ。
一応耳鼻科で薬をもらったが、まるっきり効かない。
まぁもし原因が酒なら、当たり前である。
原因を取り除かなければ、単なる薬vs酒のバトルなのだ。
今のところ酒の摂取量が薬の効果を上回っているようだが、これに勝てる薬はあるのだろうか。
なんだかバカバカしくなってきたので、薬は止めて、酒を減らそうと考えているところである。
それにしても、そんなに毎日のように大酒をかっくらっている訳ではない。
それなのに、何で私だけがこんな目に・・・。
ハッ、もしかしたら単なる炎症じゃなくて、なにか悪い病気なのか??
私は不安になって、ネットで検索をしまくった。「喉の痛み」。
ちなみにこのパターンは、過去に何度もあった典型的な私のマイナス思考の現れである。
今回もそれにより私の喉の痛みは、白血病からエイズまで疑われている(笑)
まぁ何にせよ、酒を止めるのが先である。これで治れば問題ないのだから。
・・・と、飲みながら言っても説得力がないが。
しかし、飲むと痛みや体のダルさが消えるのだ。
現状では唯一の鎮痛剤である。
しかしそれは明日の痛みやダルさを呼ぶのだろうが、所詮私はキリギリス、明日の事は明日考えるのである。