EE:AEAD9今日は音楽ネタなので、興味がない人にはぜんぜん面白くないお話になります。
ラーメンの記事もＵＰしたので、そちらの方をご覧下さい。
ラーメンにも興味がない方は、過去ログ開いていただければ、暇つぶしぐらいにはなるかと思いますEE:AEAD9
音楽は聴くのも演奏するのも好きだが、楽器についてはほとんど知識がない。
なので現在使っている楽器もこだわりはなく中古で買ったものばかりなのだが、たったひとつだけ、憧れの楽器がある。
バンド野郎ならご存知だろう、天下のリッケンバッカーだ。
ベースなんて大して音色は変わるものではない、何だって同じだと思っていたが、これだけは明らかに違う。
ブンブン唸るのだ。
「この曲のベース、音がカッコイイ」と言うとそれは、いつもリッケンだった。
そうなると欲しくなるものじゃないか。
私の手でブンブン言わせてみたい。
ところで今使っているベースは、ヤフオクで１万で買ったアリアプロⅡの青いベースだ。
それ以前は２０年前に友人から３万で買ったリバーヘッドの、当時一部で流行ったヘッドレスタイプのものを使っていたが、これはスケールがちょっと小さく、音色もいまひとつ迫力がなかったので、普通の形の普通のベースが１本欲しかったのだ。
１万で買った青いヤツは、それでもなかなかいい音を出しているのであまり不満はなかった。
しかし、飽きっぽいのでやがてインテリアと化してしまうのだ。
それでもたまに、ブームがやってくる。
今がその何度目かのブームなのだが、ブームの度にリッケンが欲しくなる。
ベースは単音なので、弾くにあたってそれほど頭を使うことはない。
何となく弾けてしまうので、何だか凄い勢いで上達しているような錯覚に陥ってしまう恐ろしい楽器である。
しかしそれは「錯覚」でしかないので、天狗にならないようにしないと大恥をかくことになるだろう。
だが、家では天狗である。
そんな天狗の鼻をヘシ折ろうと、ダンナが私の青い１万のアリアプロでビートルズの「While My Guitar Gently Weeps」を得意げに弾きくさった。
これは後半は単音ではなく２音でザンザンッ（まさにこの曲もリッケンベースである）とかき鳴らす、非常にかっこいいベースパートになっているが、恐ろしい事に天狗には、何だか練習すればできそうに思えるのである。
「それ、できそうな気がする～～EE:AE478」と調子づいて言うと、ダンナはパッとベースから手を離し、目を丸くして「エッ！？」と言った。
そしてハハハハ～～と高らかに笑い、その件には触れずに続きを弾き始めた。
ところで似たようなパターンで、イーグルスの「Hotel California」のギターソロなら弾ける、と豪語したことがある。
撤回する気はない。
できないんじゃなくて、やってないだけなのだ。
ダンナのあまりの鼻にもかけないその見下しぶりにカチンと来た私は、「じゃあそれ弾けたらリッケン買ってよ！！EE:AE4E5」と本気で怒った。
なんとダンナは「いいよいいよ～～EE:AEACD」と言って、念書まで書いてくれた。
おい・・・、弾くぞ？本気で弾くぞ？
・・・という訳で練習を始めたかというと、そうでもない。
楽譜も音源もあるのだからすぐにでも着手できるのだが、私はアレが欲しかった。
耳コピラーの強い味方、「ベーストレーナー」通称耳コピ君だ（命名・ぽ子。店で言わないように。）
これはＭＰ３用のものだが、曲のテンポを、キーを変えずに変化させることができるのだ。
ちょい戻しもボタンひとつ、ベースの音域を強調したり減らしたりもできるのだ。
まぁ耳コピにもいいが、そもそもダンナと弾いているとお互いに相手の音が聞こえず、何だかせーので同時に始める個人練習みたいな感じになっていたのだ。
他のパートが入るだけでもありがたい。
あ、普通にＣＤかけてれば良かったのか？・・・などと言うと買ってもらえないので、これは必要な買い物だったことにする。
モノから入るのがぽ子である。
そして飽きっぽいのもぽ子である。
果たしてリッケンバッカーを手にする事はできるのだろうか？？
中古で１８万であった。
＊今日初めて使ってみましたが、「ちょい戻し」のボタンが見当たりません！！
ＣＤ対応のものなら、ちゃんとありますのでEE:AE5B1３/１＊
＊その後：ちょい戻しボタン、ありましたEE:AE5B1＊
