人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

ありがとう

正月だ。

いつにも増して、やる気がない。

しかし時間が経てば人も動物、腹が減るのである。

ところが自分にはやる気がない。

なので、冷蔵庫から昨日の残りを出すところから始まるのである。

そしてその役目はダンナである。

残り物だ、小さな皿に数枚。

ダンナはそれを両手に持ち、冷蔵庫の前でオロオロしていた。

そこへやってきたエル。

「あ、エルEE:AEB75

「え~う~~EE:AEB75EE:AEB75

「冷蔵庫、閉めてくれる??ありがとう、ありがとうねEE:AEB75

「あー、上手だね、えう、お上手~EE:AEB75

「ありがとうね、えう、ありがとうEE:AEB75EE:AEB75

エルは冷蔵庫の下にあるトイレをクンクンし、ダンナの足元をチョロチョロしただけで行ってしまったのだが、年明けからダンナの親馬鹿、炸裂である。