人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

ラーメン二郎@三田

ジロリアンから「聖地」「総本山」などと呼ばれている、三田本店である。

前回は麺切れだかスープ切れだかで終わっていて涙を飲んだが、今回はもっと早く行く事にしたのである。

並んだのは40分。

思ったより早かった。

取材拒否の店で有名だが、おっかない頑固オヤジじゃないかという不安はすぐに消え去った。

一心にラーメンを作りながらも回りへの気配りをちゃんとしてくれる。

私はダンナとふたりで来たが、並んで座れるようにしてくれた。

「ラーメン」をニンニク、アブラで。

ダンナも全く同じものを頼んだが、出てきたラーメンは明らかに盛りが違う。

客の見た目で量を調整するという話は聞いたことがあるが、ここまで差がついたのは初めてだ。

なめんな、あっちゅー間に食ってやる。

私は食えるのだッ、覚えとけ!

ごめんなさい~~~!!EE:AEB64

やっとの思いで食べた。

ダンナと同じ量なんて、とてもじゃないけど食べられなかっただろう。

二日酔いでコンディションが悪かったこともあるが、それにしても凄いラーメンである。

麺は意外とソフトな印象の、平打ち麺。

ニュッとした食感。ちょっと柔らかいかな?

その量がハンパじゃない。

見た目ではそれ程には見えないのだが、全然減っていかない。

というか、次から次へと無限に生まれてくる感じだ。

その代わりに、野菜が軽めであった。

ダンナとの量の差はここかと思われるが、かなりコッテリしているので、野菜との相性は抜群だ。

豚は物凄い厚みのどでかいのが2枚。

脂の含有率は過去に食べた二郎の中で一番だが、あいにく二日酔いでこちらもヘビー。

私好みのタイプだったのだが、飲みすぎが悔やまれる。

脂のタップリ入った、柔らかいジューシーな肉だった。

ちんたら食べているとおなかが膨らんでしまうので、肉を噛みながらも麺を口に放り込んでいく。

肉単体で食べると脂がキツかったが、こうして食べると中和されて食べやすくなった。

スープは、見た目にはライトな感じだったのだが、実際には結構こってりだ。

背脂はあまり入っていなかったが、油が乳化しているのだろうか。

極太麺によく合う、濃い目の味付けのスープだ。

二日酔いでなかったら、もうちょっと違った印象になったと思う。

聖地に二日酔いで踏み込んだ罰である。

今度行く時には体調を整えて、麺を軽めにして食べようと思う。

ぽ子評価です。5段階で、

麺:3

具:5

スープ:4

総評:4

「ラーメン」 ニンニク、アブラ