で、クシャに破れ、ヤケクソで40試験ヤマツに挑み、調子付いたぽ子はさらにラオシャンロンに向かったのであった。
何と言っても期間限定の方だから、とっちめるなら今である。
ラオは一度だけ、挑んだ事がある。
豪腕猟団長と、その当時は同じぐらいのランクだったさとちゃんと。
平日の夜、もうラストにしようと言っていたクエであった。
基本、攻撃をしない敵である。
その分アホほど丈夫だが、つまりそれは長丁場を意味する。
深夜、みんな翌日に仕事を控えて数十分、辛抱強く攻撃をしていた。
で、私が死んで全てをパーにしてしまったのだ。
時間が遅かった事もあるだろうが、みんなサッサと「じゃ、おやすみー」といなくなってしまい、とても情けない思いをした。
くそ、あいつめ、悪いのは自分だが、逆恨みである。
いつか倒してやると決めたのだった。
決めたけど忘れていた。
何せ彼はなかなか現れないのだ。
で、あの土曜にたまたまいたのである。
オラ、首洗って待っとけや、と出向く。
一度行っているので、少しは気が楽である。
無益なクエであった。
タイムアップ。
全然弱る気配もなく、ただお腹をバスバス叩いただけで終わってしまった。
しかし自分にダメージが少ないと、強くなったように思い違いをしてしまう。
この夜は3回も古龍で時間を使い切っているのでさすがにもう寝たが、翌日、初ラオのダンナと行って撃退する事ができた。感動。
次の目標はシェンガオレンだ。
多分、ダンナのHR30試験でお会いする事になるだろう。
自分の試験だと思って挑みたい。