人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

モンスターハンターフロンティア >>>ぽ子、ついに上位へ、が。

死に過ぎだ。シャレにならん。

いつ、誰と行っても私が良く死ぬが、昨日はホント、死に過ぎである。

酒のせいもあったかもしれないが、それすら申し訳なくて言えないほど死んだ。

パーティは私とさとちゃんと上司アンガ+ラスタ。

初めて上位のクエストに出て、支給品のない厳しい現実に直面した。

しかし原因はそこではないだろう。

支給品のせいでもない、武器のせいでも防具のせいでもない、自分の能力の問題である。

最初のうちはまだ良かった。

前回私の死によって殺し損ねたドドブラを仕留め(私はトンカチを振り回していただけである)、ゴキゲンだった私はダンナを合流させてくれないか、と調子に乗って願い出た。

フルフルで3死の洗礼を、ダンナに受けさせてやろうと意地悪な事を考え出したのだ。

ダンナにとっては初フルである。

フルフル。

クック以降、大型の敵と出会うたびに私は「こいつに勝てる日が来るとは思えない」と毎度恐れをなしていたが、中でもフルフルは強烈な印象を残したモンスターである。

それこそ何度死んだか分からない。

そこへダンナを放り出すのだ。

ダンナよ、3死の恥と自責の念をここで知るが良い。

で、真っ先に死んだのは私である。

次に死んだのも私である。

3死目はダンナだったが、彼はなんとフルフルを前にしてザコを剥いでいたと言う。

この場を借りて、私からみんなに謝っておく。

しかしダンナは言った。

「ぽ子は突っ込み過ぎ。俺があの時死ななかったら、ぽ子の3死決定だね(笑)」

「3死決定」も笑えなかったが、こんなに早く私の欠点を指摘されるとはショックだ。

しかも私も薄々感づいていた欠点で、分かっていながら改善できないジレンマがある部分でもあった。

殺すつもりだったルーキーに指摘されEE:AEB64

この後もキリンで死にまくり、このままでは寝れない!!と、会社のメンバーと別れたら「カレ」を呼んだ。

「カレ」。

Dくん、今後も関係が続きそうなので、ダッキーと仮に呼ぶが、彼とはその後も挨拶だけながらも毎日繋がっていた。

昨日も「俺は24時間いつでもOKだよ!」と言っていたので、私はカレを呼んだのだ。

HR100は超えているダッキーが、私を殺すはずがない。

私は勝利のクエでシメて、床に就きたかったのだ。

「こんばんは、カワイ子ちゃん!!」

カワイ子ちゃん・・・。

このセリフを聞くたびに罪の意識に苛まされるが、私は一言も自分が若いとも可愛いとも言ってはいない。

子持ちの40とも言ってないが、それはやはりすぐに言うべき事だったのだろうか。

今日も死にまくりで情けない、と言うと「俺たちが守ってあげるから大丈夫!」とまで言わせている。

今さら真実を言うということは、逆にダッキーに恥をかかせることになりはしないか?

いざという時には娘ぶー子を代わりに差し出すつもりだが、騙し続けるようで心が痛む。

どこがいいかと聞かれたので「ゲリョス以上キリン未満」というと、彼らがチョイスしたのはガノトトスだった。

ガノス、と言ったので最初分からなかったが、それはおととい私が一人で行って3死しだヤツであった。

不思議なもので、猟団の豪腕ボーイズはなぜかこのガノトトスに限って、連れて行ってくれなかった。

なので「これは何だ??」と行ってみたらあのでかい魚が出たわけだ。

ここでも2死。

2度目に死んでターゲットに向かう間に、メインを倒したと表示された。

なまじっか私が戻っていたら3死だっただろう。

「ぽ子ももうちょっと頑張って強くなろうな!」

おそらく20は年下だろうと推定される彼は言った。

ハイ、頑張って強くなりたいです(泣)

もう身の丈に合わないクエには出ないようする。

迷惑掛けたみなさま、ごめんなさい。