さとちゃんとは前回の大量ランポス戦で爆笑クエストをしたばかりだったが、その後もまた面白いことが起こった。
天然さとちゃんとならではのサプライズである。
その回のクエストもさとちゃんが取ってくれたのだが、「ショウグンギザミ、いきますか?」と言った。
さとちゃん曰く「クック以上ゲリョス以下」が私たちの戦える範囲であったが、新作である。
どれ、試してみようかと。
ダイミョウザザミを倒したのはそんなに遠い過去ではないが。
「弁当、持っていきます!!」
おお、私たちの間では初弁当である。
会社のボーイズと行くと誰かしらが持って来てくれたが、遂にさとちゃんも弁当を持ってくるようになったか。
やはり彼女は私の先を行っているのだ。
クエストに出てみると、あれ??
体力もスタミナも異常に低い。
またしてもそういう「限定クエ」を選んでしまったのか??
「すみません、何かへんな弁当作っちゃったみたいです!!」
どうやら材料を間違えたらしく、その弁当を食ったお陰で体力とスタミナが下がったらしい。
さとちゃんらしくて、まずここで一度爆笑。
そして良く見ると、装備品が自分のものではなかった。
私もさとちゃんも同じ格好だったが、見慣れない鉄のよろいにデカいボウガンらしき武器。
ここで二度目の爆笑。
まぁ来てしまったものは仕方がない。
というか、おもしれーじゃねえか、ぐらいのスタンスで開き直って挑んだ。
弾の出せないボウガンに低いステータスで、将軍ギザミを倒す!!
一応さとちゃんがラスタを連れてきてはいたが、やはり楽ではなかった。
ガンとしての使い方が全くわからず、私もさとちゃんも打撃オンリーである。重い。
案の定サッサと死んでキャンプ送り、「ぽ子さんーーーーん!!」の声を聞いたかと思ったら、続いてさとちゃんも送られてきた。
しかし、体力とスタミナが正常値に戻った。死に損ではない。
再びギザミに戻るも、今度は武器がネックになりなかなか倒す事ができない。
回復は全て使い切った。
ギリギリまで戦ったら無理せず見守るか・・・、体力ゲージは残り3分の1を切った。
しかし倒したのである。感動。
さとちゃんは謝っていたが、このサプライズを勝ち抜くからこそ、喜びも大きいのだ。
今後も遠慮なく変なのを選んでいただきたい。
ぽ子とさとちゃんと、上司アンガの後ろ姿。