「オーラ~~イ、オーラ~~イ、はいオッケー。」
オッケーじゃないっす(汗)
・・・と私は布団の中で叫んでいたが、後の祭り。
今日は月に1度の、燃えないゴミ収集日であった。ゴミ収集車を誘導する、収集人の声である。
月に一度を逃したのだから、次は来月である。
ぽ子のバカ。
しかしこの「オーラ~~イ、オッケー。」は非常に良く布団で耳にする。
それだけ私はゴミを出し損ねているのだが、ゴミ収集職人(私は敬意をもってそう呼びたい)、どうやら私がゴミをいつも出し損ねていることに気付いているようで、勝手に駐車場に入って持っていってくれるようになったのだ。
それにより、ポリバケツに放り込んである燃えるゴミとプラゴミは、溜まることはなくなった。
しかしだ。
燃えないゴミは月に一度しかないし、ポリバケツも2つしかないのだ。
これは朝、自力でせめて家から出さなくてはならない。
意外と燃えないゴミは出ないもので、それ故に月1で間に合っているのだろうが、この中に入るものは奇想天外なものが多い。
例えば食品トレーだとかシャンプーの容器だとかビニール類といった日常良く使うものは、ほとんど燃えるゴミかプラゴミに入れる事ができるのだが、靴やバッグ、時計やボールペンなんていう、しょっちゅう出ないものが多いのだ。
今月はでかいスリッパを入れたらすぐに袋が一杯になり、外の「ゴミ一時置き場」に移動してあった。
この中にはペットボトルや回収できる食品トレーも入っている。
詳しく言うと、ペットボトル、食品トレー、ビン、缶、である。
ペットボトルは2週間に一度、ビン缶は週に一度回収に来るが、これも燃えないゴミ同様、自力で出さなくてはならないのでしょっちゅう出し損ねる。
これによって私は、特に金曜は二日酔いでグロッキーだということが分かった。
意外であった。
そしてまた飲むのが金曜なのだが。
で、出し損ねるので溜まるのだ。
溜まるがいつかは出すので何とか辛うじてフタは閉まっているが、月に一度しか回収のない燃えないゴミを出し損ねると、あっという間に一番下に沈んでしまい、出すのに一苦労である。
出せばまだいいが、ここに避難させたがためにその存在を忘れ、何ヶ月も入っていることもある。
月に一度のチャンスに出し損ね、忘れ。
こうなると正しく出される日は非常に少ない。
ダスキンのように前日電話でもくれれば有難いのだが。
さらば、燃えないゴミ収集人。
来月こそ、あなたと出会いたい。