人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

これが父の日

さぁ飲むぞ!!

これからが私の時間だ、ハッハッハぁ~~~!!

・・・と思いつつ、タイミングか体調か、すぐに気持ち悪くなってしまい、早く寝た昨日であった。

つまりそれは「今日に賭ける」という意味でもある。

体調万全、二日酔いナシ、時間はタップリある。

それに今日は父の日ではないか。

ハッ、父の日!!

何となく分かってはいた。

私はこうしたイベント事は好きなので、「忘れてました」という失敗はした事がないが、忘れちゃいないが何も考えていなかった。

それもこれも酒とゲームのせいである。

そこへ義父が来て、考える余裕がなかったのだ。

朝は気持ち良く目が覚めたが、起きるなり父の日である現実が迫り来て焦った。

どうする・・・?どうする・・・?

起きてしまえば現実の時間が流れ、考えるどころではなくなるだろう。

今考えてしまわなくては・・・、と布団の中で目を閉じる。

目を閉じれば寝てしまう訳だ。

でやっと起きたのは10時半だ。

布団で考えるのでは寝てしまうと、やっと気付いたのだ。

もう今さら何の準備もできない。

じゃあせめて、何か美味しいものでも食べに行こう。

「父の日だから、何かちょっといいもの食べに行こうよ。」と提案すると、彼は「ぽ子の父じゃないから別にいいよ。」と言った。

しかしだ。

あなたの娘はどうやら父の日を忘れているように思うのだ。

・・・とは言えないから、せめて私だけでも日頃の父業を労わなくてはなるまい。

しかし、散々迷って決まったのは、つけ麺であった。

今になって思うのだが、ここは私がもっといい店に誘導するべきであった。

なぜならこれは、最近の母の日の逆パターンであるからだ。

私は結構、ヘコんだのだ。

逆にダンナも、母の日には本当に何も考えてなかったんだと知った。

2度ヘコむ。

じゃあ、つけ麺食べたらうっまーいつまみでも買って家で飲もうと言ったのだが、つけ麺食べたらお腹が膨れて大したものを買わずに帰ってしまった。

結局、いつもの飲みである。

で、主賓のダンナはもう寝た。

つまり、結局全くいつもの日曜だった訳だ。

私もゲームやって飲み過ぎて寝るのだろう。

そして明日後悔し、私の週末は変る事はない。