フリーマガジンのL25に載っていた記事を見て、面白そうだから借りてみた。
ぽ子チョイスである。
監督:イザベル・コイシェ
キャスト:サラ・ポーリー、ティム・ロビンス
海上の石油採掘場で事故が起きた。
働きづめのハンナは会社の計らいで旅行に出ていたが、そこで怪我人の看護を申し出た。
採掘は休止していて、そこにいるのは大やけどと骨折で寝たきりになっているジョゼフを含めてほんの数人であった。
ジョゼフの容態が安定する数週間だけ看護する事になったが、頑なに心を閉ざし、淡々と看護だけをするハンナ。
何がそんなに彼女を閉じ込めるのか。
日ごとに距離が近くなるふたりだが、ある日ジョゼフは自分の過去の大きな過ちをハンナに話す。
ハンナの凍り付いていた心が少しずつ溶け始めていく・・・。
まぁ色んな人がいるからこれは私の極めて個人的な感想だが、その上で正直に言うと、非常にたいくつな映画であった。
こんなにつまらなかったのは初めてかもしれない。
とにかく運びが緩慢で、先が見たいという気持ちにさせない。
いつか面白くなってくるのだろうと辛抱したがそんな気配もなく、途中からは早く終わってくれることだけを願っていた。
ありがちなストーリーの割に、感動させようという意気込みばかりを感じた。
不自然な設定も多く、全く物語に入り込めなかった。
ぶー子は途中で寝たが(こんな事は初めてである)、後半はもう我慢大会の形相を呈していた。
選んだ私は「ごめんなさい」としか言いようがない。
ぽ子のオススメ度 ☆☆☆☆☆
ダンナのオススメ度 ★★☆☆☆ ハンナの過去に驚き。でもね。
ぶー子のオススメ度 ★☆☆☆☆ まぁそうねぇ・・・。