市ヶ谷に用事ができたので、それを生かしてラーメンである。
情報はラーメン本だが、ネットでも評判がいいようだ。
2時半と言う中途半端な時間にも関わらず、ボチボチと客の出入りがある。
メニューに「今月の限定」のような創作麺があったりして、意欲が伺える。
「つけ麺」を。クーポンでサービスの味玉付き。
まずは見た目で驚いた。
美しいのだ。
インパクトのあるつけ麺と聞いていたので、こういった感じで出てくるとは思わなかった。
水菜の緑、ネギは白い部分だけを美しく盛り、メンマとチャーシューが添えられている。
のりは極細の刻みのり、真っ赤な糸唐辛子が鮮やかである。
丸ごとの味玉はクーポンでつけてもらったものである。
つけ汁は見るからに濃厚でこってりだ。
何だかわかんないが、あぶくのブクブクしたのがぽ子の期待を煽る。
トロンと重くまろやかなスープだ。
魚介の風味が強いが、どっしりとした動物性の味が支えている感じである。
結構熱めで出てくるので、最後まで酷くぬるくなるような事はない。
もともとつけ汁にもネギはたっぷり入っているが、トッピングを時間差で入れていくのも楽しい。
どれも丁寧に作られた感じの物である。
チャーシューは炙ってあるようで、その風味を楽しむために、つけ汁にドボンの前に一口は食べておきたい。
メンマはジューシーで柔らかいもの。
しっかり味がついてこれも美味しかった。
麺がまた、ほんのり透明がかっていて美しい。
ツルリとした喉ごしで滑らかな食感だが、しっかりとしたコシがあり、弱くはない。
これにドカンとしたつけ汁が良く合うのだ。
この手のW系はもうどこでも食べられるようになってきているが、滑らかで上品な麺を持ってきたところ、美しいトッピングなどで特色が出ているように思う。
私ならあえてこの店を選んで食べに来たい、という気持ちになった。
ぽ子評価はオール5ですっ!
「つけ麺」+味玉(クーポンで)
ブクブクブクブク・・・♪