人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

庄の@市ヶ谷

市ヶ谷に用事ができたので、それを生かしてラーメンである。

情報はラーメン本だが、ネットでも評判がいいようだ。

2時半と言う中途半端な時間にも関わらず、ボチボチと客の出入りがある。

メニューに「今月の限定」のような創作麺があったりして、意欲が伺える。

「つけ麺」を。クーポンでサービスの味玉付き。

まずは見た目で驚いた。

美しいのだ。

インパクトのあるつけ麺と聞いていたので、こういった感じで出てくるとは思わなかった。

水菜の緑、ネギは白い部分だけを美しく盛り、メンマとチャーシューが添えられている。

のりは極細の刻みのり、真っ赤な糸唐辛子が鮮やかである。

丸ごとの味玉はクーポンでつけてもらったものである。

つけ汁は見るからに濃厚でこってりだ。

何だかわかんないが、あぶくのブクブクしたのがぽ子の期待を煽る。

トロンと重くまろやかなスープだ。

魚介の風味が強いが、どっしりとした動物性の味が支えている感じである。

結構熱めで出てくるので、最後まで酷くぬるくなるような事はない。

もともとつけ汁にもネギはたっぷり入っているが、トッピングを時間差で入れていくのも楽しい。

どれも丁寧に作られた感じの物である。

チャーシューは炙ってあるようで、その風味を楽しむために、つけ汁にドボンの前に一口は食べておきたい。

メンマはジューシーで柔らかいもの。

しっかり味がついてこれも美味しかった。

麺がまた、ほんのり透明がかっていて美しい。

ツルリとした喉ごしで滑らかな食感だが、しっかりとしたコシがあり、弱くはない。

これにドカンとしたつけ汁が良く合うのだ。

この手のW系はもうどこでも食べられるようになってきているが、滑らかで上品な麺を持ってきたところ、美しいトッピングなどで特色が出ているように思う。

私ならあえてこの店を選んで食べに来たい、という気持ちになった。

ぽ子評価はオール5ですっ!

「つけ麺」+味玉(クーポンで)

ブクブクブクブク・・・♪