激しい二日酔いである。
いつでも吐けそうだったが、吐くべきものが胃袋に入っていない。
こういうときはかえって食べる方がいい。
食って寝るに尽きる。
もちろんラーメンである。
遠くは無理だ。
近く近く、陣郎~~~!!
キングオブラーメンである。
二日酔いだろうが積極的に食べたくなる麻薬的ラーメンだ。
久しぶりだ。
う~~ん、陣郎!!
前回食べた極太麺とのチェンジの貼り紙がなくなっていた。
ダメもとで聞いてみたらできると言うのでお願いした。
陣郎(小)、極太麺で。
見るからに強烈なインパクトである。
てんこ盛りの野菜にどでかいチャーシュー。
下から引っ張り出した麺は極太。
麺のチェンジはお願いした甲斐があり、超好みのもので嬉しくなった。
一見ツルッとした感じの麺だが、食べてみるとギュウッとしたもの凄いコシがある。
食感は滑らかだが非常に強い印象の麺である。
タップリの野菜はいつ来てもモヤシとキャベツがしっかり入っていて嬉しい。
ニンニクにタマネギのみじん切りがまた絶妙なアクセントになっている。
厚さ1センチはあろうチャーシューは2枚も入っていて、これだけでも相当なインパクトである。
脂が乗って柔らかく、しっかり味付けもされて絶品。
おかずにもなれそうなものである。
スープはちょっと大人しめに感じたが、二日酔いで舌が少々バカになっていた。
恐らくいつものスープだったのだろうが。
ぽ子評価はもちろん5段階のオール5だ。
もう二郎なんか食べなくてもいいや、ってな気持ちにすらなる1杯である。
「陣郎(小)」