娘ぶー子と新宿デートだ。
ダンナ抜きで食べるなら辛いものか?というところから中華が候補に挙がり、そこからこの刀削麺に辿り着いたのだ。
刀削麺とは、丸めて伸ばしたような生地を肩に担いで、刃物でシャッシャッと削っていく麺の事である。
麺類好きだし辛そうなヴィジュアル、未だ食べたことのない私は期待に胸を膨らませて店に入った。
そこそこ広く、本場中国のような雰囲気の活気がある店内だ。
私は「マーラー麺」を頼んだ。
スタッフの数も多く、呼ばなくても顔を上げただけで来てくれた。
真っ赤なスープは見るからに辛そうだったが、辛さを表す星がMAXの3つであるにもかかわらず、それ程辛くはなかった。
知識がないのでわからないが、さまざまな辛さの重なり合ったような深みがあるものだ。
油も浮いて、コクがある。
麺はきしめんをもっとツルツルにして弾力を出したようなモチッとしたもので、食べ応えがある。
刺激的なスープと相性が良く、本当においしい。
ビラビラと不ぞろいなあたりがいかにも「刀削麺」といった感じである。
具はひき肉と薬味ぐらいしか見当たらないが、スープがおいしいので物足りなく感じることはない。
良くまとまってると思う。
ぽ子評価です。5段階で、
味:5
価格:4
量:4。
総評:5
「マーラー刀削麺」 700円