キャッチミー・イフユーキャン。
カタカナにすると変である。
もっといい邦題をつけられなかったのか?
ちなみに直訳すると「捕まえられるもんなら捕まえてみろや」というところだが、どうやら「鬼さんこちら」というような言い回しにもなるらしい。
監督:スティーブン・スピルバーグ
キャスト:レオナルド・ディカプリオ、トム・ハンクス
両親の離婚を機に家出をしたため、一人で生きていかなくてはならなくなった16歳の少年フランク。
無一文で住む場所すらなかったが、持ち前の頭の回転の良さで窮地を切り抜けていくうちに、立派な詐欺師になっていた。
それを追うのはFBIのカール。
パイロット、医者、弁護士と姿を変えてはカールの追跡をかわすフランクだが、ついに捕まる時が来る。
しかしFBIを翻弄したフランクは犯罪者というより、ただ暖かい家族愛が欲しい少年だった・・・。
実話に基づいているというが、だとしたら凄い話である。主人公は16歳。
詐欺の手口は驚く程巧妙で息を飲むが、正直、ストーリーとしては少々退屈であった。
最後にフランクが自分の生きる道を決定付ける選択をして終るが、そのへんもありがちであまり感動しなかった。
いい話だが、期待したような刺激がなく、肩透かしを食った感がある。
実話として感心して見るには充分だが、娯楽映画としてはどうか。
ぽ子のオススメ度 ★★☆☆☆
ダンナのオススメ度 ★★★★☆ 手口が凄い!!
ぶー子のオススメ度 ★★★☆☆ 家族愛が◎面白かった