人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

キャッチミー・イフユーキャン

キャッチミー・イフユーキャン。

カタカナにすると変である。

もっといい邦題をつけられなかったのか?

ちなみに直訳すると「捕まえられるもんなら捕まえてみろや」というところだが、どうやら「鬼さんこちら」というような言い回しにもなるらしい。

            

     監督:スティーブン・スピルバーグ

     キャスト:レオナルド・ディカプリオ、トム・ハンクス

両親の離婚を機に家出をしたため、一人で生きていかなくてはならなくなった16歳の少年フランク。

無一文で住む場所すらなかったが、持ち前の頭の回転の良さで窮地を切り抜けていくうちに、立派な詐欺師になっていた。

それを追うのはFBIのカール。

パイロット、医者、弁護士と姿を変えてはカールの追跡をかわすフランクだが、ついに捕まる時が来る。

しかしFBIを翻弄したフランクは犯罪者というより、ただ暖かい家族愛が欲しい少年だった・・・。

実話に基づいているというが、だとしたら凄い話である。主人公は16歳。

詐欺の手口は驚く程巧妙で息を飲むが、正直、ストーリーとしては少々退屈であった。

最後にフランクが自分の生きる道を決定付ける選択をして終るが、そのへんもありがちであまり感動しなかった。

いい話だが、期待したような刺激がなく、肩透かしを食った感がある。

実話として感心して見るには充分だが、娯楽映画としてはどうか。

ぽ子のオススメ度 ★★☆☆☆

ダンナのオススメ度 ★★★★☆ 手口が凄い!!

ぶー子のオススメ度 ★★★☆☆ 家族愛が◎面白かった