人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

Stone In Love/Journey

ずっと作りたいなぁと思っていたカテゴリーである。「音楽」。

しかしこれまでにも作っては消えたカテゴリーがいくつかあった。

これは残れるだろうか?

考えながら今日まで来たのだが、残れると判断したのだ。酔った頭で。

ぽ子は音楽が好きである。

本当に好きだ。

できるだけジャンルにこだわらず、幅広く聴こうと心がけてきたつもりだ。

一般主婦レベルだが。

そんな中で、ぽ子の感動を分けてあげる事ができたら、と考えたのだ。

もちろんひとそれぞれ好みがあるから必ずしも感動はしないと思う。

でも、ひとりでもいい。

「おっ、この曲いいな。」と思ってもらえれば、ぽ子は最高にハッピーである。

そういった趣旨なので、曲はおのずと古いものに片寄ると思うが、先入観を持たずにオープンな気持ちで聴いてもらえればと思う。

ただ今回は、昨日の記事につなげた形になっている選曲なので、ちょっとマニアックなお話になってしまった事をお詫びする。

曲は凄く好きな曲なので、聴いてはもらいたいものだが、それもぽ子の↓のウダウダを含めるとよりいいものに聴こえてくれると思うのだが。

このカテを作るにあたって、You Tubeの存在がもの凄く大きかった。

手に入らないような曲でさえ、ここでは動画で見れるのだ。

大いに活用したいと思う。

で、栄えある第1曲目だが、吟味することはしなかった。

おとといの記事のオマケになるのだが、おとといの夜、私はダンナと飲んでいて、音楽の話になった。

この曲のAメロが何拍子かということから始まったのだが、ぜひそれを聴いてもらいたいと思う。

曲は80年代前半に活躍したJourneyというバンドである。

最近では海猿の映画だかドラマだかの曲になった「Open Arms」のバンドだが、まぁJourneyはバラードバンドではない。

かの有名なサンタナから脱退したニール・ショーン、グレッグ・ローリーから始まったバンドである。

しかしギターはそれほどフィーチャーされてはいない。

バンドはメンバーチェンジがあるごとにその特色を変えていったが由に、どのアルバムもそれぞれの個性がある。

これから紹介する曲は、キーボードにジョナサン・ケインを迎えてのち、よりポップになり、Journeyをメジャーにした「Escape」のアルバムに入っている曲である。

で、問題のこの曲、イントロから最初のAメロにかけてが3拍子で、変拍子的にドラムが短く入った後に、Bメロが4拍子になる。

それが好きでこの曲が大好きだったのだ。

ダンナも音楽が好きな人だ。

聴くジャンルに多少のブレはあっても、多くのものを吸収したいという気持ちがあるようなので、入って来る音楽に対してはオープンである。

なので私はこの曲を聴いてもらい、なぜ好きなのかを熱く語った。

しかしだ。

しかしなのだ。

これは本当に、しかししかしなのだった。

彼がこの曲を気に入らないのなら、「しかし」ではない。

私がぶっったまげたのは、私がこの曲にシビれた源の「拍子」についてである。

彼は、これは変拍子などではなく、ずっと通して4拍子だと言った。

もちろん私は納得がいかない。

3拍子に聴こえるものが4拍子に聴こえるなんてあるのか?

私たちは言い合った。

あり得る、あり得ない。

そして、じゃあ実際に聴いてみようということになったのだ。

驚いたことにダンナは、イントロが入るなり、曲に合わせて4拍子をとった。

私の中で3拍子だった曲を、4拍子でとっているのだ。

私的には頭の中で3拍子をとっているので、ダンナの「4」が正しいのかどうかがわからない。

ただ、ダンナの4拍子でいくと、私の中で変拍子的にくっついてたBメロ前のドラムは、変拍子になどならずにきちんと4拍子で収まっている。

ここからは本当に音楽をやっている人向けの話になってしまうが、4拍子だけど、ギターが3連の4拍子なのだという。

確かに私の言うようなパターンも考えられるが、ギターの音の切り方とかでそのように感じるというのだ。

そうなると私もお手上げだ。

この曲は最初から4拍子だったのか。

私は3拍子から4拍子になるのがこの曲の好きな所だったのだ。

当時、中学2年生であった。

それがダンナと結婚して、思わぬ事実を知ることとなる。

しかし私はギタリストではないので、微妙な音の切り方などわからない。

きっと永遠に3拍子→変拍子挿入→4拍子なのだろう。

「STONE IN LOVE」 Journey

参考までに、ライブバージョンです。

う~~~ん、やっぱりぽ子は納得いってないかも・・・。

1日経った。

私は試しに娘ぶー子に聴かせ、拍子を取らせてみた。

驚いたことに彼女も、何の迷いもなく4拍子でリズムをとった。

この人たち、おかしい。

でも彼らは私がおかしいと言っている。