またしてもミュージカル風であった。
でももう慣れてきたのか、不安はない。楽しい可能性の方が高いぐらいだ。
監督:ビル・コンドン
キャスト:エディ・マーフィ、ジェイミー・フォックス
1960年代。アメリカ。
エフィー、ディーナ、ローレルの3人は、コーラスグループを組んでオーディションに出るが、実力はあるのにコネがなく落選。
そこをカーティスに拾われ、彼のマネージメントでどんどんのしあがっていく。
しかしいよいよデビューという段階で、カーティスは無茶な提案をし、夢を目前にして3人に危機が訪れる・・・。
いやぁ、まずは、歌が凄い。
リードのジェニファー・ハドソンはアメリカのオーディション番組で最終まで残ったとの事だが、もの凄い歌唱力である。
でっぷりした体を揺さぶって、腹から突き抜けるようなソウルフルな声である。
他二人も(一方はビヨンセである)いい歌いっぷりで、飽きさせない。
曲も60年代のR&B、SOUL、FUNKなどブラックミュージックが満載で、かっこいい事この上ない。
私はサントラをTSUTAYAで借りると決めた。半額の時に(笑)
ストーリーも、スターダムにのし上がっていく栄光の裏側が描かれ、そこからこぼれ落ちる者、成功する者、と悲喜こもごもである。
こういうのをハッピーエンドというのかは分からないが、観終った時に思わず拍手を送るような、素晴らしいエンターテインメントを観られたと思う。
ただ、ブラックミュージックに下地のない娘ぶー子には歌は退屈だったようで、「私はあなたを愛してるの!!」とラブバラードをシャウトするエフィーをみて、しまいには「ああもうウルサイッ!!」とウンザリしていた。
音楽が好きじゃない人には、受け入れにくいジャンルかもしれない。
ぽ子のオススメ度 ★★★★☆
ダンナのオススメ度 ★★★★☆ シンプルで楽しい。歌♪
ぶー子のオススメ度 ★★★★☆ 二度は観ない。歌が(汗)