人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

MARU@東村山

多摩地区のカレー屋さんのガイドブックを買ったのだ。

すると、おおっ、地元もしっかり載ってるじゃないか。

早速行ってみることにしたのだ。

東村山の駅の近くだ。

駐車場がないのが痛いが。

喫茶店のような、こじんまりとした店であった。

中に入ると一瞬、タイムスリップしたような気分になる。

70年代の喫茶店を思わせるような店内。

床やテーブルの木は色褪せ、かなり時代を感じさせるのだが、手入れが行き届いており、とてもいい味を出している。

流れるのはジャズ。

「チキンカレー」を、+50円で辛口で。

丁寧に作っていて、かなり時間がかかった。

しかし本棚にはたくさんの本や写真集があり、時間をつぶすにはうってつけだ。

イラク戦争、ワールドトレードセンターなど、ジャンルがかたよっているが、このジャンルと店構え、ジャズが、昔のヒッピーと重なる。

当時私はまだ子供で、そういった中にはいなかったが。

正直、あまり味は期待していなかった。

喫茶店で食べる、万人ウケするような普通なカレーだと思っていたのだが、それは大間違いであった。

濃厚な重さに、香り高いスパイス。

大人の味ながら、ほんのりフルーティな甘みがかすかに残る。

煮詰まってかボッテリとしたそのソースは旨みが凝縮されていて、とてもおいしい。

辛さは辛口でも、決して強くはない。

ただ、ソースに対してライスがちょっと多い。

ソースが少ないとも言うが。

また、チキンがイマイチ。

熟成されたソースに、ただゴロンと火の通った肉が入っているという感じで、味が浮いていた。

野菜カレーの方が良かったかも。

今度来るときは、ぜひ野菜カレーを食べたい。

もうちょっと安ければ、ちょくちょく通う気になるんだけど、おいしいから仕方ないかぁ。

ぽ子評価です。5段階で、

味:「4」。

量:「3」。

価格:「3」。

総評:野菜で食べたい。「4」。

「チキンカレー」辛口 830円+辛口50円

サラダが付いてくる。

そして薬味の福神漬けとラッキョウ。

とってもおいしいカレー。

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