どんな映画なのか何も知らずに観た。
ダンナのチョイスである。
監督:トニー・スコット
キャスト:デンゼル・ワシントン、ポーラ・パットン
何の前情報もなかったので、冒頭でぶったまげた。
衝撃的なシーンにあっけに取られながら、何となく映画のジャンルを知る。
爆破テロの犯人を追う捜査官の話だ。
しかし単なる追跡劇ではない。
彼はこの事件を未然に防ぎたいのだ。
起こってしまったものをない事にするなど不可能だが、もし過去にさかのぼることができれば・・・。
4日前を映し出す機械。
4日前の決まった範囲内であれば、どこでも何でも映し出すことができる機械があった。
巻き戻しも早送りもできない、ただ見るだけのものだが、どこでもズームアップして見れるのだ。
事件4日前、どこかに前兆があるのではないかと捜査員は町とフェリー乗り場を見ていたが、ここに、事件で相棒を亡くしたATF捜査官ダグが加わった。
やがて犯人がわかってくるが、このまま指をくわえて事件を待つのか?
あり得ない機械の登場で興ざめするかと思ったが、そんなことはなく、捜査の幅が広がり、ストーリー的にも色んな可能性ができてとても面白かった。
様々な謎。
これがわかりそうでわからないという絶妙なもので、私達の気をそらせず常にひきつける。
私は娘ぶー子と様々な憶測を飛ばしあいながら見ていたが、いやぁ、本当に絶妙。
序盤に意味をなしてなかったものが、後になってどんどん意味を持ってくる。
分かるものがででくると次への道しるべができ、つい「じゃあもしかしたらアレは!!」と言いたくなってしまう。
しかしそれは当たる事もあり、見当違いの事もあり。
自分の推理試しをしながら楽しめるストーリーだった。
誰かと観ながらあれこれ言い合うのも楽しいだろう。
ぽ子のオススメ度 ★★★★★
ダンナのオススメ度 ★★★☆☆ 複雑過ぎる。
ぶー子のオススメ度 ★★★★★ 犯人間違えた゜Д゜