人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

おじさんと

今度は「おじさん」である(泣)

昨日は危惧した通り、まともなブログ更新はできない状態で帰ったので、あんな手抜き記事でもUPしておいて良かった。

そう、ベロンベロンで、意識は飲み屋に置いてきてしまった。

ひどい二日酔いで目が覚めた。

気持ち悪い、吐きたい、薬飲みたい、と思うのだが、あまりにもひどい吐き気と頭痛で布団から出られなかった。

しかし、みんなに朝ご飯を・・・(泣)

体を引きずってリビングに下りると、ダンナはもう出掛けていて、娘ぶー子がカップラーメンにお湯を入れているところであった。

そうか、もう私の仕事はないのか。

そそくさとベッドに戻る。

うえーうえー、仕事が午後からで良かった。

とりあえず寝てしまえ。

それ以外にできる事がない。

しかし、あまりに気持ち悪くて眠れない。

観念してトイレに行き、便器に顔を突っ込む。

こんなに便器に顔突っ込んでる人間も、そうそういないだろう。

もう全く抵抗はない。

始めのうちは喉に手を突っ込んで吐いていたが、おもしろいものでゲロっちゅーもんはだんだん盛り上がってくるもので、最後にはパシャッとマイナスイオン的な音を立てて、勝手に盛大に噴き出した。

その後は「おえ~」という声が出るのみとなった。

限界まで吐いたことがわかると、ベッドに戻った。

う~、ひどいね。

で、昨日はどうしたんだっけ?

無事にちゃんと帰って来れたのか?

記憶を呼び覚ましてみる。

「おじさん」であった。

記憶も飛び飛びで、特に店を出てからのことはほとんど思い出せない。

しかし、「おじさん」がいるのだ。私と。

いつ!?

誰!?

なんで!?

「はい、親切なおじさんがぽ子さんを連れて行ってくれました。」

会社に着くなり私は上司アンガに「おじさん」の謎を話したのだが、どうやらヘベレケでバスで帰れるか「大丈夫??」とバス停でもめていたところ、このおじさんが「ちゃんと降ろしてあげるよ。」と言って私を引き受けてくれたそうな。

ええっ!?

それって大丈夫だったのっ!?

ぽ子、一応女ですけどー!!

しかし上司アンガは正義の味方である。

彼は今回も自転車で先回りして私の降りるべきバス停で待ち、私が歩いて帰るのを見届けてくれたそうだ。

私、もう上司アンガの犬になります。ワン。

で、結局「おじさん」は悪い「おじさん」ではなく良い「おじさん」だった事がわかった訳だ。

それどころか、私はバス代を払うことすら出来ないほど酔っていたと思われる。

おじさん、ありがとう、ごめんなさい~。

しかしダンナに「おじさん」の一件を話すと、「知らない人と一緒に帰ったらいけません!!サイフや荷物は無事?」とのメールが来て、途端に非常に焦った。

結局荷物は無事だし、ひとりで歩いてたらしいから、私自身も無事であった。

おじさん、疑ってゴメンナサイ。

あさっては会社のパーティである。

残念だが、2次会は断った。

「ぽ子さんが壊れるところがまた見たかったのに~!!」と残念がられたが、いいんだか悪いんだか、微妙な心境である。

まぁ当分飲みには出れないだろう。

自業自得だ。

私も自分に責任が持てない。

当然の成り行きである。