人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

ワールド・トレード・センター

日本ではこんな映画は作れないだろう。

不謹慎である。

日本人のモラルが許すまい。

        「ワールド・トレード・センター」

   

           

   監督:オリバー・ストーン

   キャスト:ニコラス・ケイジ、マイケル・ペーニャ、

9.11の米テロのドキュメントだ。

もっと全体を通したストーリーかと思っていたのだが、映画では救助にあたった警官2人にスポットを当てている。

ドラマ仕立ての起承転結はない、本当にただ事実を再現しただけであるが、個人的に現実離れしたファンタジーよりもノンフィクションの類を好むので、いちいち衝撃を受けながら観た。

この映画が伝えたいのは「アメリカの強さ」である。

転んでもただでは起きない、見よ、このアメリカの正義を、と訴えかけている。

地下6メートルで瓦礫に埋まったマクローリンとヒメノ。

単身、被災地に向かう海兵隊員。

夫を待つ妻と子供。

それぞれの強さと正義がいかにもアメリカらしい。

被害者の涙の映画ではない。

「アメリカ万歳!」と拳を振り上げる映画である。

ぽ子のオススメ度 ★★★☆☆

ダンナのオススメ度 ★★★☆☆ 「『それだけ』感」

ぶー子のオススメ度 ★★★★☆ 「星3つに近い」