で、またPOPEYEである。新宿。
休日出勤のダンナと待ち合わせていたのだが、私と娘ぶー子は早く出てショッピングをする事にした。
10時出発予定が、11時半出発である。ある意味予定通り。
ペペとルミネエストをひと通り見て回ったが、普段は近所の激安洋品店(ブティックとは言い難い)で服を買うのだ。
ここでは高くて買う気になれない。
1枚千円のTシャツの時ばかり「買ってあげようか?」と恩着せがましくぶー子に言ったが、結局買ったのはそれだけである。
しかし、ダンナの財布から勝手に買ってしまった物もあった。
サブナードにかわいいペット用品の店があるのだが、ここを通るとついいつも見てしまう。
犬用の服がたくさん置いてあるのだが、この際「犬」は関係ない。
私たちはひとつひとつ取り上げては、頭の中でエルに着せる。
「これっ、かわいいっ!!」
浴衣である。
ダンナはエルに骨抜きなのだ。
反対される理由が見つからない。
よって、勝手に購入。
しかし、買えない服ばかり見ていたら、すっかり飽きてしまった。
ダッキー・ダックで一休みだ。
この店は以前、池袋で入った事があったが、シフォンケーキがすごくおいしかった。
だからと言って、それを食べる訳ではない。
持ち帰りだ。2個。
3人なのに、2個。
ぽ子のケチ具合が光る。
そして、そこではケーキセットをひとつ注文。
2人なのに、ひとつ。
ぶー子はケーキを食べたい、私は紅茶が飲みたい。
ケーキ+紅茶=ケーキセット1。
な訳だ。
「食べる?」
ぶー子が半分ほど残してこっちに皿を寄せた。
「じゃあ、飲む?」
代わりに紅茶のカップを向こうに押し出す。物々交換だ。
「・・・・・・・。」
何だか惨めだ。
でも私はケーキを1個も食べたくなかったのだ。
ぶー子は飲みたいものがなかったのだ。
ケーキ1+紅茶1=ケーキセット1。
ダンナと合流したが、腹が減ってないと。
ショッピングはもう充分だし、そうなるともうここしかないのだ、POPOEYE。
前回と同じ部屋だった。
ダンナは寝ている。
そして寝不足の私。
1時間ぐらいで起こしてくれと言われているが、果たして1時間で済むのか。
夜はこれからである。