昨日はヤケクソになって酒を飲んでいた。
寝たのは３時半である。
二日酔いの頭痛対策でとして、前倒しでナロンエースを飲んでおいた。
お陰で朝はスッキリ。
鎮痛剤、傷む前に飲めば痛み知らずである。
昨日、娘ぶー子は門限を大幅に遅れて帰って来た。
学校の遠足だったからだろうが、「かっこいいメッセンジャーバッグ売ってるよ。」という電話はよこしたが、遅れるという連絡は一切無かった。
「今、運動公園♪」というメールがダンナの携帯に行っただけだ。
運動公園ってもうすぐそこだし、後ろめたいメールはいつもダンナによこしやがる。
「ただいまぁ～～～♪♪」
しかし全く悪びれず、獲物を持ち帰った猟師のように誇らしげにお土産の袋を持って帰って来た。
「お母さんはこれ♪」
以前から欲しかった、メッセンジャーバッグだ。これでプーさんからも邪馬台国からも卒業できる。
ぶー子が「邪馬台国」と名付けバカにしていたバッグ
ファスナーのつまみが取れて、非常に開けにくいのだった。
「お父さんには、一応これ。」
一応ってなんだ、と突っ込まれ、一応渡されたそれはザーサイであった。
私は具合が悪いのに晩ご飯の手伝いをしてくれなかった事に少々腹を立てて無言になっていたのだが、この時、突き上げるような笑いの渦が腹から起こった。
耐えたが。
ザーサイだよ、ザーサイ。
ぶー子の遠足の行き先は横浜であった。
現地で一度集合して点呼を取ってから、後は自由に見て回る。
どこが遠足なのだ。ひどい手抜きに感じるが。
ところで土産代の出どころは、ダンナのサイフであった。
土産代としては一切渡していないのだが、何かの時にと大目に渡してあったのだ。
それが、欲しかったバッグとなって返ってきた。ザーサイをもらったダンナの金で。
素直に私は嬉しい。
そして、土産ではないが、着うたをいくつかもらった。
私の携帯はいまだにフルノーマルで、着信音もポロリンとかピピピとか、実に地味であった。
パケ代をケチっているから入手方法がなかっただけで、私だって好きな曲で着信したい。
リアーナを数曲もらったら、「これはどう？」と「ガンマン」を勧められた。
ガンマン？？
シャキーン！！
パーンパンパンパンッ☆拳銃の音。
パ～ラッパッパパ～ラッパッパパララララ～～・・・トランペットが高らかに鳴る。ガンマン登場。
ジャカジャカジャカジャカジャンかき鳴らさせるギター。
ほんの数秒である。
なんじゃこりゃ、と言うと、ぶー子の現在の着信音はこれだと言う。
授業中なども鳴り響かしてるらしいが、ほ～、これいいね。
ガンマン、ゲット。
渡したお金の清算、帰宅時間についてなどの小言を言う暇が無かった。
と言うか、バッグにガンマンまでもらったら、ぽ子は大人しくなるしかない。
まぁそんな夜だったのだ。
昨日。
