10時半は10時半でも、午前の10時半である。
2日間もブログにまともな記事を載せていないと、どうも落ち着かない。
寝込んで2日も無駄にしちまったし、もう今週の家事は「捨て」だ。
よってブログの早い更新~~!!
寝込んでいた二日間のお話をしましょう。
日曜日、私は軽く飲んで「おやすみ~~♪」とゴキゲンで布団に入ったですよ。
「軽く」は大げさですが、まぁワイン1本ほど、実はちょっと気持ち悪かったぐらい。
それが、何時かわかんないけど気持ち悪くて目が覚めた。
吐きそうと言うほどではなかったんだけど、吐いた方が楽そうだったから、軽い気持ちでトイレに行ったっけ、そこからはゲロ地獄。
朝まで寝れなかった。
そんなに飲んだっけなぁ?
飲み過ぎ??
たかがワイン1本でここまで吐くか??
どんだけ出るんじゃい、ゲロめ。
そのうち動悸が激しくなり、体中の血管に虫が沸いてるような不快感。
もう居ても立ってもいられないとはこの事だ。
う~ん、う~ん、と色っぽい声を出しながらベッドを転げ回っていた。
もう駄目だ、
「た す け て・・・。」
やっと朝になり、起きて着替えに入って来たダンナに、間髪入れずに訴えた。
「救急車を・・・。」
え??ちょいまち、そこまでは・・・。
「どうする、今すぐ急患で行くか!」
いえ、確かに辛いですけど、そこまで・・・。
「どうしたい?」
・・・この状態を何とかして下さい。
私は自力で病院へ行く事を想像してみたが、無理だ、それは無理。
「・・・仕事、午前休むのと午後休むのと、どっちがいいですか・・・。」
で、ダンナに病院へ連れて行ってもらったのだ。
病院なんて、4、5年前に肺炎で入院した時と子宮筋腫の手術した時以来だ。
だいたい風邪なんて、うまいモン食って日本酒飲んで寝てれば治ると思っているし、ちょっとぐらいの熱なら解熱剤飲めば仕事だって行けると思っていたし、実際これまでそうやってきた。
だからこんな事態には自分でもオドロキだ。
そんなんで、病院と言っても引っ越してきてからは花粉症で耳鼻科に行ったぐらいで、どこにいったらいいのかわからない。
そういえば、仕事中に奥様方が、駅前の胃腸科がどうとか言ってたな。
私はこの奥様方とのコミュニケーションがかなり苦痛で、大半の話はスルーしていたのだが、ほほ~、お役立ち情報も中にはあるんだな。
駅前胃腸科、超混みであった。
座っているのもつらいのだ。
1時間も待たされてやっと診てもらえたが、その後また会計で待ち、薬局では待ちはなかったが、薬の説明が恐ろしく複雑で長かった。
家に帰ってすぐにベッドに潜り込んだが、「いつか寝込んだ暁にはマンガをドッチャリ読んでやる」という夢ははかなく散った。
それどころではないのだ。
ただもう、この血管でうごめいている虫を何とかしてもらい、ぐっすり眠りたい、それだけである。
誤解のないように、虫が沸いた訳ではない。
「ウィルス性胃腸炎」だと言い、つまりどっかから(娘ぶー子からである)胃腸炎菌をもらったのですよ、だから薬を飲んで下さいね、とコトは至ってシンプルである。
嬉しい事に、全く食欲がなかった。
ゲロに混じったヨークマートのでかいチョリソーの味を思い出すと、まだ何度でも吐けそうだった。
よっし、これは「胃腸炎ダイエット」と名付けよう。
治るころには2、3キロ痩せているはずだ。
飯どころではなかったが、回復するにつれ、食欲も蘇ってくる。
そこでゲロチョリソー、回想シーン。うっ、まだ無理。
こんな調子で昨日の夕方まで豆腐とおかゆだけで過ごしたが、ちょっと待て。
私は翌日(つまり今日)こそは仕事に行かなくてはならないぞ。
早く胃をご飯に慣らしておかないと、職場でゲロもしくは下痢なんてことになりかねない。
ゲロチョリソーを封印したら、途端に腹が減ってきた。
しかし起き上がって何か作って食べる気力はない。
ダンナ・・・。早く帰って来てダンナ・・・。食べたいものいっぱいあるよ。
ダンナから「もう帰る」とメールを貰ったら、待ってましたとばかりに麻婆豆腐と麻婆春雨をリクエスト。
待ちきれないからポテチを食べたいとついでに言ったが、麻婆brsは辛くて胃に良くない、ポテチも胃に良くないとの返事。
だったら麻婆は甘口で、で、ポテチは何で胃に悪いの?と分かっていながら聞いてみたら「何か硬そうで良くなさそう」というあいまいな返事であった。
麻婆は甘口でアッサリOKが出たが、大抵の「ダメ」を「良し」もしくは「仕方ない」にする自信はある。
ポテチは勝手に食べた。
ところで、病み上がりにポテチはおすすめしない。と言うか、普通考えれば分かる事だったのか。
ちょっと食べたら気持ち悪くなってしまい、ほとんど残してしまった。
具合が良くなって来たら、マンガ三昧の夢を叶えた。
やっと「デスノート」を読んだのだ。やっと。
どのマンガにしても、年単位で遅れているのだ、ぽ子は。
遅れを取らないためには、「ほどほどに具合が悪い状態」がもっとたくさんなくてはならない。
そんな状態はなかなか巡って来ない。
だからこんなにマンガに遅れをとっているのだ。