最初に、ここはラーメン屋ではない。
創作ビビンバのお店である。
なぜビビンバ屋でラーメンかというと、、JCOMのローカル番組でとりあげていたらしい。
「石焼ラーメン」。
石焼ビビンバのように出されるらしいのだが、面白そうじゃないか、という事で早速行ってみた。
満席だ。大盛況である。
ラーメンは基本的に味噌と豚骨の2種類のようだ。
テレビでやっていた「爆熱鶏豚(ばくねつとりとん)」がオススメのようだが、950円と、高い。
ラーメン感覚できたので、これは厳しい額だ。
なので、ダンナが鶏豚の方を、私は「味噌もやしラーメン」を。
ラーメンが決まると「爆熱」「情熱」「番外」の三段階からどう出してもらうかを選ぶ事になる。
「番外」は普通のラーメンの丼で、
「情熱」は石鍋で、
「爆熱」は石鍋で、そして目の前でスープを注いでもらい、ジュワ~~~ッと煮えたぎるところが見れる。
スープの温度も「爆熱」になる程、熱いようだ。
せっかくだから、「爆熱」で。
まず麺と具のみ入った石鍋が出され、透明のプラスチックの板でスープの飛びはねをガード、そして石鍋にスープが注がれる。
グラグラッとスープは煮えたぎり、あちこちにマグマように飛び散っていく。
すげー、これ、食べれるのか??
スープが落ち着いたところで、残りのスープを全部イン、ここでイタダキマスとなるのだが、
熱い(笑)
ハフハフだ。
ゆっくりと慎重に食べ進んでいく。
正直、ラーメンとしてはカウントしないぐらいのつもりで味は期待していなかったのだが、これがとてもおいしい。
グラグラと煮詰まったからか、うまみが凝縮されたような、深いコクのある味わいだ。
具もボリュームたっぷりで、強いスープを良く引き立てています。
もやしは、やはり石焼ビビンバの店、豆もやしであった。これが真ん中にこんもりと盛られ、シャキッとしたキャベツが爽やかさを添える。
麺はまぁ普通めの中太麺。「コシのあるのびにくい麺」との事だが、硬めで頼んだ方が良かったかも。
とにかくどんなに時間が経ってもアツアツのハフハフだ。
背中から汗がじんわりにじんできた。これからの寒い冬にはいいかもしれない。
ただあまりに熱くて食べにくい。
次回は「情熱」にしてみよう。
次第に煮詰まってスープが減ってくると、新たにスープを足してくれる。
最後まで食べやすいように、石鍋の下に木っ端をかまして丼を傾けてくれる。
おかげで最後までハフハフと飲んでしまい、すっかり体が温まった。
いや~、思いがけずおいしかった。
ダンナの鶏豚もおいしかった。鶏の唐揚げが乗ってて、これがもう熱いのうまいの何の。
石焼ビビンバもおいしそうだったし、また行きたいと思う。
ただ、ラーメンとしたらちょっと高いかなぁ。
ぽ子評価です。5段階で、
スープ:コクがあっておいしい。「4」。
麺:こーゆーもんなのか??「3」。
具:具沢山でイイ。「4」。
総評:「4」。また食べたい。
写真を撮ろうとしたら店主さまが、湯気で曇るしレンズをダメにするから、斜めから撮ったほうがいいよ、と声を掛けてくれました。
奥様らしき方もとても良く気配りをされていて、気持ち良く食べることができました。
「味噌もやしラーメン」爆熱