人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

ザボン@新宿

新宿あたりで検索していてヒットしたお店である。

古くからあったように思うが、ネットでの評はまずまずいい感じである。

「豚骨、鶏、背脂などを形が崩れるまで煮込んだスープ」というフレコミがそそる。

時間がなかったのもあったが、待ち合わせからすぐ近い、ザボンへGOだ!!

小さな飾り気のない店だ。

ここの店主は「横柄なオヤジ」と多く書かれていた。

写真撮りたいんだよなぁー・・・。やだなぁー・・・。

しかし噂の店主は退いたのかそういう時間帯なのか、若い普通の店員サンであった。ホッ。

席は常にほとんど埋まった状態だ。地域に馴染んでいる感じである。

「ラーメン」を。840円。た、高い・・・。昨日と同じ・・・。

出てきたラーメンはなかなか見ないタイプのラーメンだった。

野菜がモッサリ乗っているが、雑然とした感じはなく見ようによっちゃ美しくさえ見える。

スープはサラッとした感じで「ヤバい、ハズれか」と一瞬ひいたが、一口飲んでみるととても深みのあるスープであった。

サラッとしているけどこってり感もある、こってり感もあるけどギトギトしていないサラッとした飲み口。不思議な味だ。

麺は極細ストレートで、しっかり硬めでコシがある。スープとの相性もいい。

細いゆえに時間が経つにつれて柔らかくなってはいくが、それでもしっかりしている方だと思う。フヨフヨにはならなかった。

野菜はスープのこってりした部分を中和して相性も良い。

食感も、コシのある細麺と絶妙の取り合わせである。

焦がしネギのようなものも混じっていて、時々これが甘苦く感じられるのがまたイイ。

チャーシュー、というか豚バラの薄切り肉だが、タップリ入っている。

これだけで食べるとちょっとアブリーなので麺と一緒に食すのだが、あぁもうこれもまた良いのですっ。あの細い体でしっかりと受け止めます。

トッピングがたっぷり乗っていたので、卓上アイテムの出番はありませんでした。

黒こしょうをちょっと入れたけど、う~ん、入れなくても良かったかな。

あのままの1杯で完成されています。

う~ん、おいしかったっ!

ワイルドなようで繊細なようで、もしかしたらその両方を持ち合わせてるラーメンなのかもしれません。

ぽ子評価です。5段階で、

オール5でっす!!

「ラーメン」