昨日はダンナが会社のパーティで夜いなかったから、娘ぶー子と外で食べる事にした。
どうせダンナもパーティでうまいもん、しこたま食べてくるんだろうから、私らもここはグッとおいしいものでも・・・と色々考えたが、結局近所のバーミヤンに決まった。
くそー、うまいもんの定義が貧困だな。
しかしふたりで3000円分食べて帰った。
家に帰ったら早速ビールの缶を開け、懐かしいホームビデオを観ることにした。
ぶー子の小さい頃のビデオだが、もう子供って本当にしょうもない。
何度も巻き戻して涙が出るほど笑った。
子供は単純である。
風船でキャッチボールをしているのだが、フェイントをかけると面白いようにすぐ怒る。
しかし私は意地悪なので何度でもフェイントをかける。
子供はその都度丁寧に何度でも怒る。
子供はすぐ歌う。
「あ、そうだ。」と良いことを思いついたように「どらえもんの歌を歌おう。」とわざわざ宣言して歌い出す。
しかし宣言までした割には寝っ転がってめんど臭そうに早口でパパッと歌ってしまった。
その後には唐突に「こ~~~~んなに大きな~ぼくの足~~、マンマンマンモス~~。」と自作の歌も歌ったが、「こんなに」の部分を強調したかったのかシャウトして引っぱったので大爆笑だ。
子供はすぐ踊る。
カメラの前でワニの親子の踊りをかなり大袈裟に踊ったが、離れたところでご飯を作っていた私が「ハメハメハは?」と促すと、「あー、そうだったそうだった!!」と本当にうっかりした、というようなリアクションをしてからハメハメハを踊り出した。
後半は飽きてきたのか手抜きになり、酔っ払いの動きにそっくりでここでもたくさん笑わせてもらった。
子供はしつこい。
隣の部屋に行き、誰も驚きはしないが「オバケだぞ~~~!!」と白目で手を前にブラブラさせて飛び出してきた。
実にこれを立て続けに6、7回もやったのだ。
誰も相手にしないので時々ご飯の仕度をしている私と動きがカブッたりしたが、そんな事には一向に気付かず延々と繰り返していた。
その次は風船を爆弾に見立てて「ばーくーだーんー」とダンナに集中砲火を浴びせていた。
子供は下ネタが好きだ。
やるんじゃないかとは思ったけど、風船を股に挟んで「チンチン大きい~~~!」とのたまった。
直後その大きな大事なチンチンがポロリと股から落ちて「あれ?」という真顔になったのでここでも大爆笑だ。
最後に「お姉ちゃんになった時に見せるわよーー!!」と母である私にたしなめられていたが、現実になっている。
小さな子供がいる家は、ぜひどんどんホームビデオを撮ることをおすすめする。
それはどこかに出掛けたときの様子より、普段の風景の方が面白いという事をぽ子はぜひ言っておきたい。