人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

ダイエット

眠い。

バカ眠い

寝坊してしまった。

原因はどうやら昨夜の読書だ。

ゲームの説明書を読んでいたら寝るのが遅くなってしまったのだ。

それにしてもそんな何時間も変わらないはずだが、どうやら私の体は12時15分までに寝ないと次の日に影響するような構造になっているらしい。

しかし今日は新しいゲームをやろうと思っていたから、2度寝する訳にはいかない。

思えばずいぶんゲームに助けられてきた。

ゲームをやりたいがために2度寝を我慢し、ゲームのお陰で眠気が覚める。

もうあなたなしでは生きていけない。

運命の人に出会ってしまった。

天気も良かったのでぽ子はちょっと調子に乗ってみた。

庭を覗くとまた雑草が成長していた。

前回のトゲッソーとはまた別の、細長い麦のような雑草だ。もう腿ぐらいの高さである。

こんなもの、いくら生えようがぽ子は屁でもないが、隣人は毎日この庭の前を通るのである。芝生も結局まだ刈ってないのでボーボーである。

この最後のギリギリ「恥ずかしい」という虫のような羞恥心で、ぽ子家はゴミ屋敷にならずに頑張っているのだ。

昨日の記事の一部を抜粋したが、

芝生も結局まだ刈ってないのでボーボーである。

そうなのだ。麦は「もう抜くチャンスなど待っていてもこないことに気付いた」と観念して抜いたのだが、そうなのだ。

芝生を刈るチャンスだって来ないのだ。

しかしこれは麦抜きのように5分とはいかない。

かといって何時間も時間は作れないし、それこそ待ってたって永遠にそんな時間を作れる日は来ないのだ。

そんな私にジャジャ~ン!!

ぽ子's芝刈りキャンプ!!

毎日15分の芝刈りで、ぽ子もお庭もダイエット!!

10分刈って5分で刈った芝を集めて捨てる。

ちょっとずつやりゃいいじゃん♪

あぁもう今日もひらめいてしまった。

早速タイマーをポケットに入れ、軍手をはめ、両手で使うどでかいハサミを持って庭に出る。

10分しか刈らないのだ。

狭いエリアを無責任にバッサバッサ刈っていく。こりゃ気持ちいいぞ。

しかし結構長いな10分。

9分で止めてしまった。四捨五入すれば堂々10分だ。もう結構きれいじゃないか。

おおっ、ハサミを放すと手がブルブル震えている。ダイエット効果抜群だ。

しかし刈った芝を捨ててみたら、刈る前と大して変わっていなかった。

あんなんじゃまだまだダメなのか。しかも今日刈ったのは一等地の青山エリアだけである。

今後新宿、練馬、多摩地区が控えているが、果たして1日15分の、1週間から休日と歯医者の日とかったるい月曜と不覚にも二日酔いした日と単純にかったるい日を除いた数日で、冬が来るまでに終わるだろうか。

ところでうちの後ろに住んでいる高山家の芝生は、いつ見てもきれいに刈り込まれ、青々としている。

ぽ子庭は刈り揃ったこともないし、青々としてるのはボーボーに伸びてる時だけだ。

ボーボー状態の時にやっと刈るので根元の陽の当たらない茶色い部分だけが残り、刈り終わり(終わったことはないが)は被爆地のようである。

隣の芝生はきれいに見えるというが、ぽ子の場合は何かの例えなどではなく、そのまんまきれいに見えるのであった。

こうして睡魔に負けず午前中の家事も午後の仕事も頑張った。

頑張ったのでハラが減った。

家に着いたら何かつまみ食ってやろうともくろんでいたが、帰ってみると珍しく娘ぶー子がすでにいた。

チッ、ライバルだ。食いブチが減る。

まずはレンジに入れておいた肉みその余りをそのまま食べた。

バツが悪いのでぶー子の口にも入れる。

その後はぶー子がお菓子の袋を持ち出した。

私はそれを取り上げ、中から「ジャッキーカルパス」を抜いた。

ぶー子は「ひとくちカツ」の袋を。

それを「太るから」と半分私が食べ、その代わり5センチほどのカルパスの半分をぶー子にやった。

その後ぶー子が友達からもらったおにぎりをくれ、これはひとりで全部食べてしまった。

コンビニで売ってるのよりもひと回り大きな手作りおにぎりだ。

ふぁ~~~、食べた食べた。

来月からぶー子とダイエットバトルをすると決めたのでもうやせる前提になっていて、この頃ふたりとも遠慮なく食べまくっている。

お互い止めることなどしないので「まいっか。」で全て済んでしまう。

ちなみにこの後の晩ご飯はグラタンである。

どれだけたくさんのバターとマカロニとチーズを使ったかは、作り手の私が良く知っている。