人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

石打⇔東京

石打のゲレンデサイドのリゾートマンションの1室を、ダンナの会社で所有している。

そこにサリー一家と2泊で行って来た。

良く飲んだ。

良く食べた。

すげー飲んだ。

すげー食べた。

飲んで食って終らないように、2日目に体育館を借りて遊んだ。

3対4でバスケ。

バスケのルールは知らないが、本来の人数より全然少ないのはわかる。

そのせいで、もの凄く走らされることになる。

前回来た時にもやったが、これはかなりキツい。

チアリーディングをやってるサリーんとこの長女まーこっちに、振り付けを教えてもらう。

38歳酒飲み女のチア(笑)

ムービーに撮ったが見るのが怖い。

ちなみにこの振り、この晩酔っ払ってまたやる事になる。

娘ぶー子にダンスの振りを教えてもらう。

38歳酒飲み女のストリートダンスだ(笑)

というか、南中ソーランであった。

このあと食事(やはりラーメンである)に出て買い出しして帰ったが、買い忘れがあり急いでコンビニに戻った。

急いだのだが・・・走れなかった。

スジだか筋肉だか痛くて走れなかったのだ。

そりゃそうだろう、あんなに動いたのは前回の石打体育館以来だ。3年前か。

部屋に戻ると飲み始める。

ラーメン食べたばかりなのに、焼肉、豚バラの煮込み、カレーとナンもあった。

何で食べれちゃうんだろう(笑)

8時半になるとサリーサイドの希望で24時間テレビを観る。

金ちゃんのマラソンを見たいというのだ。

私は24時間テレビなどほとんど観たことないから、マラソンを見るのもほとんど初めてだ。

ぶっちゃけ何がそんなにおもしろいのかと思って観てみたが、確かに感動的であった。

しかし驚いたのはサリー母娘の熱い応援っぷりである。

頑張れ!!頑張れ!!と声援を送りながら見ているのだ。

我が家ではありえない風景で、新鮮であった。

体育会系なのだ。スポーツものに熱くなりやすいらしいが、人それぞれである。

私とぶー子はスポーツに興味はないが、動物の話だとか年寄りの話だとかに弱い。

3時頃まで飲んでたようだ。

一人寝て、二人寝て、最後まで起きてたのは私とサリーのダンナである。

前日は私とサリーが最後であった。

二日とも最後まで残っていた自分が誇らしい。

朝になると、台所でトントンと朝ご飯の支度をしている気配で目が覚める。

2日ともサリーとまーこっちで朝ご飯の用意をしてくれた。

極楽じゃ。

我が家には休日の朝ご飯など存在しないのだ。

ご飯にうどん、目玉焼きにベーコン、豆腐、納豆、これに前の晩の残りの焼肉。

私は飲んだ翌日は麺しかのどを通らないのでカップラーメンを食べたが、その他にこのうどんやら卵やらも食べた。

この2泊でものすごい数値のカロリーを摂取したはずだ。

案の定、着替えてみたらズボンのウエストが苦しくなっていた。

ウエストを留めるにはかなりの労力を必要としそうだったから、出発の寸前までファスナーもあけて過ごしていた。

見るとサリーも同じ状態であった(笑)

出発してから気がついたが、私はパジャマ代わりに着ていたTシャツを着替えるのを忘れてしまった。

このTシャツはぶー子とまーこっちの小学校卒業イベントの時にサリーが作ったものだ。

胸に「祝」の字が鯛のイラストとともに描かれている。

なんかめでたいが、まいっか。

高坂のサービエリアで休憩した。

エルを車に置いて行くわけにはいかないから連れて出たが、顔を見てぶったまげた。

妖怪のようにニターッと口を広げ、舌を出してハァハァ言っていた。

暑いのだ。

かわいそう、かわいそうとしつこいほど言って車に戻った。

そう、今回もエルを連れて行ったが、ダンナがいつものように何かっちゃ「カワイイ♪」と言いながらエルをいじる姿を初めて見たサリーは驚いたことだろう。

「・・・今、『かわいい』って言った??」と突っ込まれていた。

帰り道の途中、サリーからメールが来た。

「・・・で、早く着いたら飲むんだっけ?」ぽ子、爆笑。

「じゃ、家に帰って準備できたらメールする」向こうが爆笑。

かくして昨日もアホほど飲んだのである。

散々飲み食いしてラーメンで〆た。

悔いのないバカンスとなった。

こんだけやれりゃ充分だ。

サリー。↓

エルが足をかじるから注意するようにと予め言っておいたが、このソックスはエルガードだそうだ。

サリーが着ているのも「祝Tシャツ」である。