寝ちゃいましたよ、朝からソファでグーグーと。
前の晩11時から、遅くても12時までに布団に入り、雑誌を読んでから寝る。
するとアラ不思議、翌朝なぜかスッキリ目が覚めるんですよー。
・・・と通販のノリで寝る事にしたのに、昨日は・・・。
ブログの更新中に、ダンナが録画したK-1のビデオを横で観始めてしまった。
できることなら私も一緒に観たかったが、とにかく時間がない。
ブログ更新とK-1なら断然ブログだ。それなのに賭けに「ブログ休み」を出してくるとはダンナは極悪人だ。
見てくれてる人、ありがとうっ。
ところが最初の試合は15歳の少年のデビュー戦だ。
15歳?!娘ぶー子と同じか1コ下だ。
負けるに決まっている。観る前からわかる。
だからって観たくない訳ではないのだ。
ノーノー、ムチャクチャ気になるのだ。
結局パソコンの前で3試合ほど観てしまった。
いかんいかん、ブログを終わらせて布団にGO!だ。電車でGO!をパロッてみたが全然面白くないが。
ブログの更新を終わらせて歯を磨いたら、さっきまで寝ていたエルが起きてきた。
ファ~と伸びをして後をついて来る。
エルはまだ幼いからか骨格のせいか、ヨッタヨッタとちょっとおかしな歩き方をする。
それがまた可愛くて仕方ないのだが、どうやら遊んで欲しいようだ。
この様子では鬼ごっこだ。
嘘ではない、鬼がいつの間に入れ替わるだけで、本当に鬼ごっこなのだ。
私達はリビングからダイニング、風呂の脱衣室まで使って走り回った。
相手は猫なのだ。
それなのにまるで本当の猫の親子のように戯れるこの姿に自己陶酔、気が付いたら汗までかいて数十分走り回っていた。
しまった、早く寝室に行かねば。眠くなるまで雑誌を読むんだから。
しかしエルはまだソファの影からこちらを覗いて尻尾をフリフリしている。
連れて行くか。
ドアを開けるとブァッと飛び出し、寝室の前で待っていた。
ポッコロコンコン・・・。
・・・とタンスの上のエル愛用のペットボトルを、わざと大きな音を出して転がしてやる。
ここで鬼ごっこのパートナーをバトンタッチだ。注:ペットボトルは追いかけません。
エルが一方的にいたぶる音が聞こえてくるだけだ。
私は雑誌を手にベッドに横になる。
そのうちエルはタンスに登り、その上に置いてあったまだ新しいペットボトルを発見、蹴り飛ばし、そいつにタックルした。
私は普段結構酒を飲んでから寝るので、寝しなに喉が渇く。
それに備えて毎晩麦茶をコップなりペットボトルなりに入れていくが、やはり翌朝持って下りるのを忘れる。
その上週末の二日酔いで喉が渇き、今度はペットボトルのジュースをガブ飲みしながら寝たり起きたりしてそのまま忘れるので、寝室にはかなりの数のコップWith麦茶飲み残しやペットボトルWithジュース飲み残しがあるのだ。
エルはその中のひとつを餌食としたが、奇遇にも初代餌食と同じアクエリアスのビタミンガードであった。
猫にいたぶられたいドMのあなた、ぜひ黄色地にオレンジのロゴの入った服を着て縦長になってみて下さい。
エルは新しいターゲットを見つけてますます盛り上がり、全く寝る気配がない。
いつもならこの部屋に来るとちょっと遊んですぐ寝てしまうのだが、困った。
ぽ子はフリーマガジンL25の「あなたはどれぐらい男の子に気がきくの?」のようなテストをしたところですっかり眠くなってしまったのだが。
いつにも増して激しく遊んでいるので、電気を消そうにも気の毒で消せなかった。
そのうちウトウトしてきたが、気が付いたら静かになっていて布団の上でエルは寝ていた。
おう、ぽ子も寝るぞ。
しかし、だ。
どれ位寝ただろう?
ウガッと息苦しく目が覚めた。
鼻が詰まっている。
日中面白半分にくしゃみを出しまくっていたので、花粉症の症状が完全にぶり返しているのだ。
苦しい。
電気をつけて、幸いまだ出しっぱなしであった点鼻薬(たいていの物が幸い出しっぱなしだが)をさしてまた横になる。
良く浸透するように、ウガッウガッと通りもしない鼻呼吸を無理にする。
忌々しい花粉症だ、明日の朝はもう寝るっ!!
そう言った訳なのでした。
不可抗力なり(笑)
ところでK-1の15歳は勝った。
いい試合だったのかどうかは私にはわからないが、彼の名誉のため書いておく。