やっぱり起きれなかった・・・(泣)
ちゃんとアラームもセットしたのに全然気がつかなかった。
娘ぶー子が起きて出掛けて行ったのも知らなかった。
9時半にダンナが「オヤジたち、出掛けるって。」と言いに来てやっと目が覚めた。
えっ!?出掛けるって??
9時半??朝ご飯は??
「何時・・・?ご飯は・・・?」
声が出ない。
はしゃぎすぎたのか声がカレカレだ。
「俺が適当に出した。」
・・・それはそれは・・・。助かったけどバツが悪いな。
出掛けるんだったらせめて見送りぐらいしないと・・・ウッ。
ダメだ気持ち悪い、1cmだって動けない。
会話を続けるのも苦痛だ。
ごめんなさい、行ってらっしゃい。
次は1時。
「もう1時だけど・・・買い物どうする?」
今日は義父の誕生日だったのだ。
プレゼントと来週のキャンプに必要な道具を買いに、それと借りたCDの返却。
無理。
「ごめん・・・。」
こう言うのが精一杯だった。
3時ごろ娘ぶー子から電話が来た。
今日は文化祭なんだけど、打ち上げがあるから10時までいていいかと。
「もしもし?」
「もしもし・・・」
「?」
・・・・・・・・。
「もしもし・・・?」
声がかれている上、大きな声を出せないから聞こえないようだ。
「もしもし?」
「・・・もしもし!!」
全然話が進まない。
「今日打ち上げかあるんだけどさぁ。」
「・・・うん・・。」
「?」
相槌も聞こえないようで、私がちゃんと聞いているのかがわからないらしく、
いちいち話が止まる。
「もう10時なら10時に帰ってくりゃいいじゃん!!行きゃいいじゃん!!」
一気に言い切った。疲れる。
ビビッたぶー子は早々に電話を切った。
うー・・気持ち悪い、動けない。
お義父さん達、いつ帰って来るんだろう?
夕方と聞いてるけど、4時と6時じゃ全然違う。
少しでも多く寝ていたい。
ダンナ、帰ってくる。
カップラーメンを食べることにする。
食欲は全然なかったけど、食べないといつまでも具合が良くならない気がしたのだ。
「お湯入れたから3分ぐらいたったら降りてきて。」
3分・・・。
3分後に体を起こせと。
本当に3分でラーメン食べれる状態になるのだろうか?
「伸びちゃうよ~!!」
階段のスピーカーからダンナの叫び声が聞こえた。
3分経っていたか。
ううう・・・。吐くか?吐かぬか?
しかし食べたらだいぶ楽になった。
楽にはなったけどまだまだ寝るぞ。
6時。
義父母がお帰りだ。
もうとっくに起きていたような顔をしなくては。
ハッ!!
服が昨日のままだ。着替えなくちゃ。
これ、ダメだ、これはお義母さんがぶー子に買ったシャツ、これは?これもじゃん。
何だ、結構ぶー子の服をせしめてたんだな。
今日はお義父さんの誕生日だから、外でうなぎでも食べに行こうという事になっていた。
乾杯の酒が頭をよぎる。
ウエッ。無理。
「私今日は飲めませんから車運転していきますよ。」
かっこいい。キマったね。
「ええっ?行ったら飲みたくなるわよ。」
お、お義母さん??ダメですよ、そんな事言っちゃ・・・。
「迎え酒よ♪」
お義母さん・・・(泣)
一応ジンジャーエールを頼んだけど、乾杯のビールぐらいは飲まにゃ。
「お誕生日おめでとう!!」
「乾杯!!」
目をつぶって飲む。一口でも飲めばいいだろう。
「あ・・・。お、・・・おいしいです。」
なんとウマかった。
ジンジャーエールなど必要なかった。
結局いつも通りに飲んでいた。
家に帰ってみんな寝たらまた飲み出した。
うまいじゃないか、酒。
もうちょっと飲んでからゲームやって寝る。
うまいよ、酒。
そういえば昨日同窓会で、色んな人と赤外線でプロフィールを送りあったけど、
今日見てみると、誰のアドレスも入っていない。
なんで??楽しみにしてたのに・・・。
携帯をいじくりまわしたら・・・そうか・・・。
「赤外線受信」
「プロフィール送信」
そうか、受信と送信は別だったのか・・・(泣)
送るだけ送って相手のものは受信しなかった。
こうなったら連絡を待つしかない。
フー、明日は魔の月曜日だ。
バカ飲みした後の月曜日は精神的につらい。
どうか少しでも楽に過ごせますように。
どうかしょうもない酔っ払った記憶が甦りませんように。